【スペック】全長×全幅×全高=4920×1860×1470mm/ホイールベース=2970mm/車重=1760kg/駆動方式=FR/2リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボ(184ps/4000rpm、38.7kgm/1750-2750rpm)/燃費=16.6km/リッター(JC08モード)/価格=633万円(テスト車=777万1000円)

BMW 523dブルーパフォーマンス Mスポーツ(FR/8AT)【試乗記】

オトナ味のBMW 2013.03.07 試乗記 BMW 523dブルーパフォーマンス Mスポーツ(FR/8AT)
……777万1000円

2リッター直4ディーゼルターボを搭載したミドルクラスセダン「523dブルーパフォーマンス」に試乗。環境性能と走りのバランスを確かめた。

時代にふさわしい価値

「X5」にて口火を切って以降、ブルーパフォーマンスの名で展開するディーゼルエンジン搭載車のラインナップを瞬く間に充実させたBMWは、今までの、何より走りが前面に出ていたブランドイメージを急速に転換させているように見える。従来だってBMWは、環境への配慮という今の時代においては必須の価値をないがしろにしていたわけではない。むしろ先んじていたブランドである。しかし、それがディーゼルというある意味で分かりやすい商品にて訴求されたことによって、より明確にユーザーへと伝わった。そう感じられるのだ。

うれしいのは、そこはBMWの仕事だけに、代償として走りの良さを差し出すようなことはしてないということ。新しいかたちの“駆けぬける歓び”が高い環境性能と一体になって、時代にふさわしい価値を生み出している。そんなふうに見えるのである。

これらBMWのディーゼルモデルの中でも、個人的にイチ推しとしたいのが今回試乗した「523dブルーパフォーマンス」だ。その心臓となる直列4気筒2リッターディーゼルターボエンジンは、6気筒エンジンを積むX5以外のブルーパフォーマンスモデルに共通するもので、最高出力184ps/4000rpm、最大トルク38.7kgm/1750-2750rpmのスペックにも変わりはない。トランスミッションは8段AT。エンジン・オート・スタート/ストップシステムが備わるのも、やはり共通だ。しかしドライブフィーリングは、これが想像以上に違った印象をもたらすものとなっている。

搭載される2リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボエンジンは、184psと38.7kgmを発生する。
搭載される2リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボエンジンは、184psと38.7kgmを発生する。
アルミのインテリアトリムはオプションのMスポーツパッケージ(49万円)に含まれる。
アルミのインテリアトリムはオプションのMスポーツパッケージ(49万円)に含まれる。

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