ランドローバーが世界初の9段ATを出展【ジュネーブショー2013】

2013.02.28 自動車ニュース
新開発の9段ATを搭載した「レンジローバー イヴォーク」
ランドローバーが世界初の9段ATを出展【ジュネーブショー2013】

【ジュネーブショー2013】ランドローバーが世界初の9段ATを出展

英ランドローバーは2013年2月27日、スイスで開催されるジュネーブモーターショー(会期:2013年3月5日〜3月17日)に、世界初となる乗用車用の9段オートマチックトランスミッションを出展すると発表した。

「ディフェンダーEV」
ランドローバーが世界初の9段ATを出展【ジュネーブショー2013】

「9HP」と呼ばれるこのトランスミッションは、ZF社が横置きエンジン用に開発したもので、従来の6段ATよりギアを3段増やすことで、燃費性能やCO2排出量を改善。小幅になったステップ比や、多段ダンパーシステムを備えたトルクコンバーターなどにより、より滑らかで素早い変速を実現したという。

また、急激な減速時などに適切なギアまで一気にシフトダウンする「スキップ・シフト」機能や、ペダルポジションや前後加速度などを検知してシフトを制御する「アダプティブ・シフト・システム」などを採用。オフロード走破性能やけん引能力も重視されており、ローギアのギア比は既存の6段トランスミッションより低く設定されている。

軽量コンパクトな設計もセリングポイントの一つで、従来の6段ATから全長の拡大を6mmに抑制。重量は逆に7.5kg軽量化されている。

ランドローバーはこのほかにも、「ディフェンダー」をベースにした7台の電気自動車の出展を予定。これらの車両は、いずれも70kW(94hp)の電動モーターと、蓄電量27kWh、300ボルトのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、減速比 2.7:1 のシングルギアボックスや4WDシステム、デファレンシャルロックとの組み合わせで、EVならではの環境負荷の低さと、高い悪路走破性を両立しているという。

(webCG)

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