【スペック】全長×全幅×全高=4320×1850×1435mm/ホイールベース=2640mm/車重=1430kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブターボ(265ps/5500rpm、36.7kgm/3000rpm)/価格=407万円(テスト車=422万円/特別色<ジョン シリウス メタリック>=15万円)(K)

ルノー・メガーヌ ルノースポール(注文生産オプション 19インチホイール)(FF/6MT)【試乗記】

まれな市販車 2013.03.01 試乗記 ルノー・メガーヌ ルノースポール(注文生産オプション 19インチホイール)(FF/6MT)
……422万円

“ニュル最速のFF車”をうたう「ルノー・メガーヌR.S.」は、日本の鈴鹿サーキットでどのような走りを見せるのか? タイムアタックの様子をリポートする。

『CG』2013年4月号には、今回のタイムアタックの様子を荒 聖治氏が自ら記したインプレッションが掲載されています。併せてご覧ください。

FF車泣かせの名コースに挑む

ルマン・ウィナー荒 聖治氏によるサーキットタイムアタック第2弾、舞台は鈴鹿サーキット――
「ルノー・メガーヌR.S.」は、前回(2013年2月1日公開)の筑波サーキット編ではタイトなヘアピンコーナーでもシャープに向きを変える、FF車らしからぬコーナリング性能を見せつけた。果たしてここ鈴鹿サーキットでは、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか?

コース占有が始まる1時間前、タイムアタックや撮影の段取りを確認する最終ミーティングが行われる。スタッフはぴりぴりしており、間もなく真剣勝負が始まるという緊張感が増してくる。
ミーティングが終了したところで、荒氏に今回のタイムアタックのポイントをうかがう。この鈴鹿サーキットでは、マシンにどんな性能が求められるのだろうか?

「まず、鈴鹿は筑波より速度域が高いという事実があります。例えばS字(コーナー)では、スピードに乗せながら左右に切り返す必要がある。また、デグナー(カーブ)のように加速しながら抜けていくコーナーもある。そういうのって、一般的なFF車は苦手なんですね。筑波にはなかった、こういったシチュエーションをどうやって攻略するのか、楽しみです」
1時間の準備時間はあっと言う間に過ぎ、コースイン10分前になる。荒氏はメガーヌR.S.に乗り込み、各部を最終チェックする。

前回同様、「ESPオフ」のスイッチを長押ししてESPを解除。「R.S.モニター」の画面で、5段階で変更できるアクセルペダルの操作量に対するアクセル開度を、最もレスポンスの鋭い設定にする。
なお、筑波サーキットでのタイムアタック時と同じく、今回も注文生産オプションの19インチホイールを履いている。ルノースポールとブリヂストンがこのモデル専用に共同でチューニングした、235/35R19サイズの「ポテンザS001」を装着しているのも前回と同じだ。

ルノーのハイパフォーマンスクーペ「メガーヌR.S.」。2012年夏からはマイナーチェンジ後の新型が導入されている。バンパーに配されたLEDのポジショニングランプが、ニューモデルの特徴。(K)
(写真=A:荒川正幸、K:小河原認)
ルノーのハイパフォーマンスクーペ「メガーヌR.S.」。2012年夏からはマイナーチェンジ後の新型が導入されている。バンパーに配されたLEDのポジショニングランプが、ニューモデルの特徴。(K)
	(写真=A:荒川正幸、K:小河原認)
レカロのスポーツシートが鎮座するインテリア。マイナーチェンジを機に、日本仕様車のハンドル位置は右のみとなった。黄色いシートベルトは標準のアイテム。(A)
レカロのスポーツシートが鎮座するインテリア。マイナーチェンジを機に、日本仕様車のハンドル位置は右のみとなった。黄色いシートベルトは標準のアイテム。(A)
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