「SLS AMG」の高性能バージョン、25台限定発売

2013.02.22 自動車ニュース
「SLS AMGクーペ ブラックシリーズ」
「SLS AMG」の高性能バージョン、25台限定発売

「SLS AMG」の高性能バージョン、25台限定発売

メルセデス・ベンツ日本は2013年2月22日、ハイパフォーマンススポーツカー「SLS AMG」の高性能バージョン「SLS AMGクーペ ブラックシリーズ」を25台の限定で発売すると発表した。

「ブラックシリーズ」は、サーキット走行など本格的なスポーツドライビングに対応した少量生産の限定車。これまで日本には「SL65 AMG ブラックシリーズ」「C63 AMG クーペ ブラックシリーズ」が導入されており、「SLS AMGクーペ ブラックシリーズ」がその第3弾となる。

搭載される6.2リッターV8エンジンは、カムシャフトの改良や新設計のバルブトレインの採用などにより、最高回転数がベースモデルより800rpm高い8000rpmに引き上げられ、最高出力は60psアップの631ps/7400rpm、最大トルクは64.8kgm/5500rpmを発生する。
組み合わされる7段トランスミッションは、取り付け位置が10mm下げられ、変速にかかる時間も短縮された。また、電子制御LSDの採用により、スラローム走行や高速でのレーンチェンジ時の挙動がいっそう安定したという。

サスペンションには専用チューニングが施されるほか、専用のフロントハブキャリアやフロントスタビライザーを採用。前後とも拡大されたトレッドにより高速コーナリング時のロール低減とグリップ力の向上が図られている。
ブレーキディスクはカーボンセラミック製が標準装備され、フロント19インチ/リア20インチのホイールが装着される。

ボンネットやアンダーボディー補強ブレース、エンジンとトランスミッションを結ぶトルクチューブなどにカーボンファイバーを使用することで、車重は1550kg(DIN)とベースモデルより70kg軽量化された。

エクステリアでは、カーボンファイバー製のフロントエプロンやフロントフリックが採用され、エアロダイナミクスが向上。ディフューザー付きのリアエプロンやリアウイングスポイラーにより、リアアクスルへのダウンフォースも強化されている。

ブラックレザーとアルカンターラを使用したインテリアは、黒を基調に赤のアクセントが施される。また、ヘッドレストにAMGエンブレムがエンボス加工されたスポーツバケットシートは、ベースモデルより15kg軽量化されている。

これらのチューニングにより、0-100km/h加速は3.6秒、パワーウエイトレシオは2.45kg/psを達成している。

価格は3250万円。日本国内では25台の限定販売となり、デリバリーは2013年8月下旬より開始される予定だ。

(文と写真=工藤考浩)

関連記事
  • レクサスLC500“Lパッケージ”/LC500h“Lパッケージ”【試乗記】 2017.5.4 試乗記 “製品化を前提としない”はずだったコンセプトカーの発表から5年。ほとんどそのままの姿で登場し、世間を驚かせた「レクサスLC」がいよいよ日本の公道を走る。新開発のFRプラットフォームや10段AT、マルチステージハイブリッドなどの技術を満載した、新世代のラグジュアリークーペの出来栄えは?
  • メルセデス・ベンツGLC220d 4MATICスポーツ(本革仕様)(4WD/9AT)【試乗記】 2017.5.9 試乗記 「Cクラス」ベースのSUV「GLC」に2.2リッターのディーゼルターボ仕様が登場。“気は優しくて力持ち”という試乗前の筆者の予想は、東京~軽井沢の往復約400kmでどう変化したのか? スポーツサスペンションを装着した四駆モデルの走りをリポート。
  • ポルシェ・カイエンGTS(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.16 試乗記 発表から7年、その後のマイナーチェンジからもはや2年半が経過した2代目「ポルシェ・カイエン」。もはや円熟の域に達した感のある同車は今、われわれにどんな走りを見せてくれるのだろうか。スポーティーな「GTS」グレードのステアリングを握った。
  • ケータハム・セブン スプリント(FR/5MT)【試乗記】 2017.5.1 試乗記 「ロータス・セブン」の魅力を今日に伝える「ケータハム・セブン」に、“オリジナル・セブン”の誕生60周年を祝う限定モデル「セブン スプリント」が登場。クラシカルなデザインとプリミティブな走りがかなえる唯一無二の魅力に触れた。
  • メルセデス・ベンツGLC220d 4MATICクーペ スポーツ(本革仕様)(4WD/9AT)【試乗記】 2017.4.5 試乗記 「メルセデス・ベンツGLC」に優雅なルーフラインが印象的な「GLCクーペ」が登場。2.2リッターの直4ディーゼルターボエンジンを搭載した新型クロスオーバーで、春の淡雪が木々を白く染める富士の裾野を走った。
  • ポルシェ911 GT3(RR/7AT)/911 GT3(RR/6MT)【試乗記】 2017.5.22 試乗記 ピュアなレーシングカーである「ポルシェ911 GT3カップ」譲りの4リッター水平対向6気筒エンジンを得て、一段とサーキットに近い成り立ちとなった新型「911 GT3」。その実力を南スペインで試した。
  • 第41回:最新ディーゼル4台イッキ乗り!
    GLCクーペはレスポンスキング!?
    2017.5.16 カーマニア人間国宝への道 清水草一の話題の連載。第41回は「最新ディーゼル4台イッキ乗り! GLCクーペはレスポンスキング!?」。2.2リッター4気筒ディーゼルターボエンジンは静かで快適。メルセデス・ベンツのスタイリッシュSUVの○と×とは?
  • スバル・インプレッサG4 1.6i-L EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2017.5.10 試乗記 “素のグレード”の出来栄えにこそ、そのモデルの実力が表れる。スバルのCセグメントセダン「インプレッサG4」のエントリーモデル「1.6i-L EyeSight」に試乗。その走りや装備の充実度、静的質感などを通して、スバルの最新モデルの地力に迫る。
  • レクサスLC【開発者インタビュー】 2017.5.5 試乗記 一台のニューモデルという枠を超えて、これからのレクサスの方向性を指し示すという重要な役割を担うことになる「レクサスLC」。欧米のプレミアムブランドに立ち向かうための戦略を、開発を担当した落畑 学さんに伺った。
  • アウディQ2 2017.4.26 画像・写真 アウディが新型の小型SUV「Q2」の日本導入を発表。機械式駐車場にも入るボディーサイズが特徴で、1リッターと1.4リッターの2種類のターボエンジンが用意されている。アウディSUV製品群の末っ子にあたる、ニューモデルの姿を写真で紹介する。
ホームへ戻る