【スペック】全長×全幅×全高=4565×1810×1490mm/ホイールベース=2700mm/車重=1380kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブ(140ps/6000rpm、19.9kgm/3750rpm)/価格=278万円(テスト車=同じ)

ルノー・メガーヌ エステート GTライン(FF/CVT)【試乗記】

目的地までひとっ飛び 2013.02.21 試乗記 ルノー・メガーヌ エステート GTライン(FF/CVT)
……278万円

ルノーの基幹車種であるCセグメントの「メガーヌ」に、ワゴンモデルの「エステート GTライン」が登場。広くなったラゲッジルームとリアシートだけにとどまらない、フランス製長距離ランナーの魅力に触れた。

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昨年末に「ルノー・メガーヌ」(の普通モデル)に「エステート」が追加された。グレードはハッチバックでも設定されている「GTライン」。おなじみの2リッター自然吸気エンジン+CVTに、ルノースポールが手がけたライトチューンシャシーを組み合わせたアレである。

ただ、正確に言うと、今回は単純に「エステート GTライン」が追加されただけではない。それと同時にハッチバックにあった穏健グレード「プレミアムライン」が廃止になって、ハッチバック/エステートともにグレードを「GTライン」のみに統一。つまり、「R.S.」を除く普通のメガーヌの日本仕様ラインナップ数は、これまでも現在も、合計2車種であることに変わりない。

せっかくなので、もうひとつ細かいことを正確にお伝えすると、このエステート追加を機に、日本で販売されるメガーヌは軽微な仕様変更を受けた。それは本国で昨年春に「コレクション2012」として発表されたフェーズIIモデルにあたるが、あくまで細部の意匠変更と装備内容の見直しのみ。具体的にはLEDを多用した前後ランプやバンパー、インパネにあしらわれた赤いラインが主な識別点だ。

もっとも、このメガーヌ・フェーズIIにおける最大トピックは、実は1.2リッター直噴ターボ(従来型1.6リッター自然吸気相当のダウンサイジングユニット)の登場にある。ただ、その日本導入はかなわず。日本仕様の場合は、パワートレインはもちろん、シャシーを含めてメカニズムの変更は特にアナウンスされていない。

また、新しいメガーヌ エステートは先代より明らかにスポーツワゴン志向のデザインだが、それでもハッチバック(やクーペ)よりホイールベースが長い……という美点は先代から受け継がれる。メガーヌはホイールベースのわりに後席がせまいのが欠点だが、エステートの後席レッグルームはハッチバックよりわずかだがハッキリと余裕あり。後方まで水平に伸びたルーフでヘッドルームも心理的に広い。メガーヌがどうしても欲しくて、しかも後席に頻繁に人を乗せたいなら、大荷物を積む予定はなくてもエステートを選んだほうがいい。

ハッチバックより6cm長いホイールベースと、24cm長い全長を持つエステート。屋根にはサテン仕上げが施されたクロムのルーフバーが標準装備される。
ハッチバックより6cm長いホイールベースと、24cm長い全長を持つエステート。屋根にはサテン仕上げが施されたクロムのルーフバーが標準装備される。
一部改良によりダッシュボードに赤いラインを追加。ステアリングホイールにも、同じく赤のステッチが施されている。
一部改良によりダッシュボードに赤いラインを追加。ステアリングホイールにも、同じく赤のステッチが施されている。
前席には「GT Line」のロゴの入ったスポーツシートを標準装備。表皮はファブリックとレザー調素材の組み合わせとなる。
前席には「GT Line」のロゴの入ったスポーツシートを標準装備。表皮はファブリックとレザー調素材の組み合わせとなる。
ホイールベースが伸びたことでゆとりを増した後席。室内長(ダッシュボードから後席背もたれまでの距離)はハッチバックより6cm長くなったが、そのほとんどが後席のスペース向上にあてられている。
ホイールベースが伸びたことでゆとりを増した後席。室内長(ダッシュボードから後席背もたれまでの距離)はハッチバックより6cm長くなったが、そのほとんどが後席のスペース向上にあてられている。
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