【スペック】全長×全幅×全高=5262×1948×1481mm/ホイールベース=3171mm/車重=1900kg/駆動方式=FR/3.8リッターV8DOHC32バルブターボ(530ps/6500-6800rpm、66.3kgm/2000-4000rpm<オーバーブースト時:72.4kgm/2250-3500rpm>)(欧州仕様車)

マセラティ・クアトロポルテV8(FR/8AT)【海外試乗記】

官能的な新世代マセラティ 2013.01.30 試乗記 マセラティ・クアトロポルテV8(FR/8AT)

マセラティのラグジュアリーセダン「クアトロポルテ」がモデルチェンジを受け、2013年1月のデトロイトショーで初公開された。3.8リッターV8ターボエンジンを搭載する新型の出来栄えを南仏ニースからリポートする。

節目のモデルチェンジ

2003年秋のフランクフルトショーでのワールドプレミアから数えれば9年にわたって販売された6代目「クアトロポルテ」は、間違いなくマセラティにとって史上最大のヒットとなった一台だ。懸案だったアメリカ市場での成功や、隆盛する新興市場への参入など、このクルマが長期にわたり商業的成功をおさめることができたのは、「デザイン」「クオリティー」「パフォーマンス」のいずれもが見事にマセラティの世界観を表現し、さらにその三位一体感にあったのだろう。

くしくも2013年は、初代クアトロポルテの登場から50周年の節目となる。マセラティはこのタイミングに合わせるかのように、満を持して全面刷新した7代目クアトロポルテをデビューさせた。
ひとまわり大きくなった新型クアトロポルテのサイズは、ライバルにたとえると「メルセデス・ベンツSクラス」や「アウディA8」のロングボディーと同等。よって居住性や積載力は劇的に改善されており、シートバックのフォールディングも可能なトランクスペースは容量にして80リッター、後席のレッグスペースは100mm以上のプラスとなる。

一方で、モノコックは軽量化と高剛性化を両立する最新設計となったほか、ボディーシェルの60%強をアルミ化するなどの材料置換が施されたこともあり、その車重は前型と比べで最大100kg減となった。


マセラティ・クアトロポルテV8(FR/8AT)【海外試乗記】の画像
ホイールベースが延長されたことにより、後席は十分ゆとりのあるスペースを確保する。3人掛け(写真)のほか2人掛け仕様もオプションで用意される。
ホイールベースが延長されたことにより、後席は十分ゆとりのあるスペースを確保する。3人掛け(写真)のほか2人掛け仕様もオプションで用意される。
荷室容量は通常530リッターで、後席を前に倒すことで拡大することができる。
荷室容量は通常530リッターで、後席を前に倒すことで拡大することができる。

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