BMWとトヨタが共同技術開発について正式契約

2013.01.24 自動車ニュース

BMWグループとトヨタが共同技術開発に関する正式契約を締結

BMWグループとトヨタ自動車は2013年1月24日、長期的な戦略的協業関係構築の一環として、「燃料電池(FC)システムの共同開発」「スポーツカーの共同開発」「軽量化技術の共同研究開発」「リチウム空気電池技術の共同研究開始」について、正式契約を締結した。

両社は2011年12月に環境技術における中長期的な協力関係の構築に向けて合意。2012年6月には「FCシステムの共同開発」や「電動化に関する協業」などにおける協力関係の構築について、覚書に調印していた。

今回の正式契約締結は、これまでの両社の合意や覚書から発展したもので、契約の具体的な内容は以下のとおり。

「FCシステム」
2020年の実用化をめどに、FCスタック・システムをはじめ、水素タンク、モーター、バッテリーなど、車両の基本となるシステム全般の共同開発を実施。FC車の普及に必要な水素インフラの整備や、規格・基準の策定に向けても協力していく。

「スポーツカー」
シャシーやプラットフォームなど、幅広いアーキテクチャーを共有するミドルサイズモデルの共同開発を視野に、本年中にプラットフォームのコンセプトを決定する予定。

「軽量化技術」
強化樹脂など、先端材料を活用したボディー構造の軽量化技術について共同開発を行う。成果は共同開発するスポーツカーのプラットフォームや、両社の他の車種にも織り込む予定。

「リチウム空気電池技術」
エネルギー密度や燃費の面で、現在のリチウム電池の性能を大幅に超えるリチウム空気電池について共同研究する。

なお、2012年6月の段階で合意されていた「電動化に関する協業」については取りまとめが間に合わず、今回の契約では見送られることとなった。トヨタの伊原保守取締役は、「この分野についても、なるべく早くに協業プロジェクトのひとつにしたい」としている。

(webCG)

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