【スペック】全長×全幅×全高=3140×1705×1470mm/ホイールベース=2000mm/車重=990kg/駆動方式=FF/1.3リッター直4DOHC16バルブ スーパーチャージャー付き(122ps/5200rpm、17.7kgm/4400rpm)/価格=355万円(テスト車=同じ)

トヨタiQ GRMN スーパーチャージャー(FF/6MT)【試乗記】

やんちゃに見えても大人向け 2013.02.04 試乗記 トヨタiQ GRMN スーパーチャージャー(FF/6MT)
……355万円

「トヨタiQ」をベースに台数限定で開発された、コンプリートカーの「iQ GRMN スーパーチャージャー」。その実力を高速道路やワインディングロードで試した。

値段も仕立てもすっかり別モノ

「トヨタiQ GRMN スーパーチャージャー」については、すでにこのページで報告したことがある。でもあの時はプロトタイプで、今度は正式の市販モデル。舞台も当時はサーキット(富士スピードウェイのショートコース)だったが、今度は公道。やはりナンバー付きのクルマは、いつも走る道路で語り合ってこそ本当のインプレッションというわけで、再出演してもらった。

もっとも、市販モデルと言いながら、実はもう買えない悔しいクルマでもある。355万円もの値札なのに、12年7月上旬にネットで予約を受け付け開始と同時に問い合わせが殺到、9月末に発売されるや限定100台はアッという間に完売してしまったのだ。スーパーチャージャー仕様になる前のiQ GRMN第一期モデルも、限定100台で瞬時に完売だった。こんなに親しみやすく楽しさ満々のiQ、なんで限定生産なんだよ(怒&涙)。

全体の輪郭を駆け足で紹介すると、ベースはiQの「130G」。その4気筒1.3リッターエンジンにスーパーチャージャーで活を入れ、94psから122ps(プロトタイプは130ps)に強化、6段MTは各ギアの変速比をクロスさせ、瞬間ダッシュを重視してファイナルも4.562(ノーマルは3.736)に落としてある。サスペンションは30mmもローダウン、それに16インチの専用軽量アルミホイールと太いタイヤ(ブリヂストン・ポテンザRE050Aの195/55R16)という組み合わせは、大人の靴を履いた子供みたいで、迫力もあるがほほ笑ましくも見える。

エッジの利いたボディーパネルは、前後のバンパーやフェンダーのみならず、ドア、ピラーに至るまで専用品。ヘッドランプもノーマルと異なる黒塗装のパーツが採用されている。
エッジの利いたボディーパネルは、前後のバンパーやフェンダーのみならず、ドア、ピラーに至るまで専用品。ヘッドランプもノーマルと異なる黒塗装のパーツが採用されている。
赤と黒のツートンカラーで仕立てられるインテリア。ダッシュボードの上には、別体型のタコメーターが置かれる。
赤と黒のツートンカラーで仕立てられるインテリア。ダッシュボードの上には、別体型のタコメーターが置かれる。
1.3リッターのスーパーチャージャー付きエンジンは、ベースモデルを36psと6.3kgm上まわる122psと17.7kgmを発生する。
1.3リッターのスーパーチャージャー付きエンジンは、ベースモデルを36psと6.3kgm上まわる122psと17.7kgmを発生する。

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