「NSXコンセプト」、前作とは“すべて”が違う【デトロイトショー2013】

2013.01.21 自動車ニュース
「アキュラNSXコンセプト」
「NSXコンセプト」、前作とはここが違う【デトロイトショー2013】

【デトロイトショー2013】「NSXコンセプト」、前作とは“すべて”が違う

前回のデトロイトショーで新型「NSX」を示唆するコンセプトモデルを公開したホンダ。2013年はその進化版を発表し、会場を大いに沸かせた。

 
「NSXコンセプト」、前作とは“すべて”が違う【デトロイトショー2013】の画像
福尾幸一常務執行役員と「アキュラNSXコンセプト」。
福尾幸一常務執行役員と「アキュラNSXコンセプト」。
 
「NSXコンセプト」、前作とは“すべて”が違う【デトロイトショー2013】の画像

■ボディーのスリーサイズはすべて違っている

2012年のデトロイトショーにおける衝撃のデビューから1年。次期「NSX」を示唆するコンセプトカーが進化を遂げて、デトロイトの舞台に帰ってきた。白いベール下から現れた新しい「NSXコンセプト」は、パッと見では前作からあまり変わってない。ホンダから発表されたプレスリリースを見ても、技術面を含め、その進化の内容についてはあまり記されていない。しかし、実際は大きな進化を遂げているのである。

関係者が「間違い探しみたいでしょ」と笑みを浮かべるエクステリア。ホイールのデザインとフロントのバンパーグリルの形状が変わった程度にしか見えないが、実は同じ部分はないと言ってもいいほど大幅に変更されているのだという。

アキュラブランドを統括する本田技研工業の福尾幸一常務執行役員によると、ボディーサイズは全長、全幅、全高と、すべてが見直されている。その理由は、量産化に向けての技術的な要件を盛り込んだためだ。つまり、前作がデザインスタディーだったのに対し、今回のモデルは走ることを前提としたコンセプトカーへと進化しているわけである。スタイリングはこれで確定というわけではないが、現状ですでにさまざまなレギュレーションには適合しており、かなり煮詰まった段階にきているという。

福尾氏によれば、NSXらしい走りを実現するためには、さらなる開発が必要なところはたくさんあるものの、作業は順調に進んでいるそうだ。方向性にブレはなく、どこまでパフォーマンスを高めることができるか、目下鋭利開発中だという。昨年のデトロイトショーで伊東社長が公にした、「3年後(=2015年)に市販」というスケジュールに変更はないとのことだ。

 
「NSXコンセプト」、前作とは“すべて”が違う【デトロイトショー2013】の画像
 
「NSXコンセプト」、前作とは“すべて”が違う【デトロイトショー2013】の画像
 
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またクリアになったウィンドウを見ておわかりのとおり、今回、具体的なインテリアが提示された。運転席と助手席を隔てるセンターコンソールの位置は高く、エクステリア同様、キリッと立てられた各部のエッジが特徴的だ。カーボン素材を多用することにより、質感とスポーティーさを高めている。また、センターコンソールにはシフトレバーは存在せず、代わりにセレクタースイッチがあり、ステアリングホイールの裏にシフトパドルが備わる。

福尾氏は、新型NSXが挑むことになる具体的なライバルの名は挙げなかったが、世界の名だたるハイエンド・スーパースポーツと互角の勝負を挑むモデルになることはまちがいないだろう。

(文と写真=新井一樹)

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