【スペック】全長×全幅×全高=4625×1800×1460mm/ホイールベース=2810mm/車重=1620kg/駆動方式=FR/2リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボ(184ps/4000rpm、38.7kgm/1750-2750rpm)/燃費=19.4km/リッター(JC08モード)/価格=511万円(テスト車=609万9000円)

BMW 320dブルーパフォーマンス ツーリング モダン(FR/8AT)【試乗記】

平熱で付き合えるBMW 2013.01.24 試乗記 BMW 320dブルーパフォーマンス ツーリング モダン(FR/8AT)
……609万9000円

「BMW 3シリーズツーリング」のクリーンディーゼル搭載モデルに試乗した。実直に働くディーゼルはステーションワゴンという道具にふさわしいエンジン。これぞベスト「3シリーズ」だ。

ガソリンモデルの20万円高

政権交代して2013年が明けたら、ガソリンが値上がりしてきた。安倍バブルによる円安をいち早く小売価格に反映させる、先取り値上げだろうか。
インフレターゲットとやらで、新政権も物価上昇にお墨付きを与えている。石油価格は投網をかけたようにさまざまな物の値段に影響する。それで、ガソリン値上げにもお墨付きが与えられたような結果になっているのかどうかはわからないが、いずれにしても、消費者にとっては大迷惑である。

軽油価格も上がっているが、しかしガソリンよりは安い。この構図が変わらないのは、日本の場合、産業振興で軽油の税率が低く設定されているからだ。
つまり、ディーゼル乗用車はお仕事用の安い燃料で走れる。そのかわり、ガソリンエンジンにはないネガに耐えなければならなかったのは、昔の話である。最新のクリーンディーゼルのほとんどは、燃料費の安さだけを享受できるクルマになった。とくに欧州車はハイオク指定だから、ディーゼルに乗り換えると1リッターあたり2ランク安くなった感じがするはずだ。2013年1月半ば現在で言うと、その差30円以上である。大きいゾ。

見るたびに上がるスタンドの表示はいまいましいが、軽油は常にガソリンより安い、と思えるのがディーゼルドライバーの特典だ。2013年はディーゼルが大ブレークしそうな予感がする。
新型「3シリーズ(F30)」から登場したディーゼル、「320d」も大人気らしい。今回乗ったのは「320dブルーパフォーマンス ツーリング モダン」。511万円の本体価格は、ガソリンの「320iツーリング モダン」の20万円高に収まる。ディーゼルをフツーに売っていこうという意図が見える戦略価格である。

2リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボエンジンを搭載。184psと38.7kgmを発生する。
2リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボエンジンを搭載。184psと38.7kgmを発生する。
「320dブルーパフォーマンス ツーリング モダン」の室内。8.8インチディスプレイ付きのHDDナビゲーションシステムやiDriveコントローラーなどが標準で装備される。
「320dブルーパフォーマンス ツーリング モダン」の室内。8.8インチディスプレイ付きのHDDナビゲーションシステムやiDriveコントローラーなどが標準で装備される。
NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒を装着するため、尿素水溶液「アドブルー」を継ぎ足す必要はない。
NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒を装着するため、尿素水溶液「アドブルー」を継ぎ足す必要はない。
 
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