アウディ、「A8」「Q5」のハイブリッド車を発表

2013.01.16 自動車ニュース
「アウディQ5ハイブリッド」とアウディ ジャパンの大喜多寛社長。
アウディ、「A8」「Q5」のハイブリッド車を発表

アウディが「A8ハイブリッド」と「Q5ハイブリッド」を発表

アウディ ジャパンは2013年1月16日、東京・表参道のAudi Forum Tokyoで記者会見を開き、「A8ハイブリッド」と「Q5ハイブリッド」をお披露目した。また、2012年の業績結果と2013年の事業戦略を発表した。

「アウディA8ハイブリッド」
ハイブリッドモデル専用の10アームタービンデザインホイールが備わる。タイヤサイズは255/45R19。
「アウディA8ハイブリッド」
ハイブリッドモデル専用の10アームタービンデザインホイールが備わる。タイヤサイズは255/45R19。
「A8ハイブリッド」のメーターパネル。
「A8ハイブリッド」のメーターパネル。

■2013年はさらに10%の販売増を目指す

発表会の冒頭、アウディ ジャパンの大喜多寛社長から、2012年の業績が報告された。2012年の新車登録台数は2万4163台で、この数字は2011年に比べて14%の増加。アウディ ジャパンは、6年連続で登録台数を伸ばすとともに、過去最高の記録を更新した。

販売の中心は、「A4」や「A5」といったBセグメント、「A3スポーツバック」などのAセグメントだが、A0セグメント(「A1」シリーズ)やCセグメント(「A6」「A7」)も販売増に貢献している。中でも、A6は「メルセデス・ベンツEクラス」や「BMW 5シリーズ」など強豪ひしめく状況下で大きく台数を伸ばした。

2013年は、さらなる成長を目指すというアウディ ジャパン。その戦略として掲げたのが「Speed and Boost」だ。大喜多社長は、「アウディのブランドイメージである“スポーティー”、“ソフィスティケイテッド(洗練性)”、“プログレッシブ(先進性)”を、日本のマーケットにより浸透させるというのが、われわれの戦略です。それを、スピード・アンド・ブーストという言葉で加速させて、さらに強化していきたい」と述べた。

これを実現するために、モータースポーツ、ゴルフ、サッカーの支援を強化。先日、プロゴルファーの石川遼選手とのスポンサー契約を結んだのもその表れである。


アウディ、「A8」「Q5」のハイブリッド車を発表の画像
「A8ハイブリッド」の荷室。後席の後ろにリチウムイオンバッテリーを搭載するため、トランク容量はノーマルの「A8」から110リッター減の400リッターとなる。A8ハイブリッドには写真の収納用バッグが4個備わる。
「A8ハイブリッド」の荷室。後席の後ろにリチウムイオンバッテリーを搭載するため、トランク容量はノーマルの「A8」から110リッター減の400リッターとなる。A8ハイブリッドには写真の収納用バッグが4個備わる。
「アウディQ5ハイブリッド」
ホイールデザインは「A8ハイブリッド」と同じ。タイヤサイズは235/55R19。
「アウディQ5ハイブリッド」ホイールデザインは「A8ハイブリッド」と同じ。タイヤサイズは235/55R19。

■第1四半期はハイブリッドとスポーツカー

発表会では、2013年の第1四半期に導入される新商品が紹介された。まずはA8ハイブリッドとQ5ハイブリッドという、2種類のハイブリッドモデル。このふたつのハイブリッドカーは、2012年に導入された「A6ハイブリッド」と共通のハイブリッドシステムを搭載。すなわち、211psを発生する2リッター直噴ガソリンターボの2.0 TFSIエンジンと54psの電気モーターで構成されるフルハイブリッドだ。トータルのシステムパワーは245ps、48.9kgmを誇り、これにトルクコンバーターの代わりにモーターとクラッチを搭載する8段オートマチックトランスミッションが組み合わされる。1.3kWhのリチウムイオンバッテリーを採用し、電気だけで走ることのできるEVモードも選択が可能。その場合、最高速は100km/hで、また60km/hの定速なら最大3kmの走行が可能という。

A8ハイブリッドは、A6ハイブリッド同様、前輪駆動を採用。燃費は13.8km/リッター(JC08モード)を達成する。一方、Q5ハイブリッドだけはフルタイム4WDのクワトロとなり、燃費は12.7km/リッター(JC08モード)となる。

価格はA8ハイブリッドが948万円。ヨーロッパでは3リッターガソリンエンジン搭載の「A8 3.0 TFSI クワトロ」よりもA8ハイブリッドのほうが高価だが、日本ではA8 3.0 TFSI クワトロ(962万円)よりも低い、戦略的な価格とした。なお、このA8ハイブリッドは120台の限定販売となる。一方、Q5ハイブリッドは715万円。こちらは通常のカタログモデルだが、左ハンドル仕様のみの販売となる。2013年の販売目標は350台。両モデルとも2013年2月1日に販売が開始される。

この2台に加えて、第1四半期には「R8」のマイナーチェンジを予定しているというアウディ ジャパン。新商品の投入やブランドイメージの強化に加えて、販売に直結するディーラーネットワークの拡充にも力を入れ、正規ディーラーは2012年の104店舗に対して、2013年は109店舗に。さらに、横浜みなとみらい地区や広島に大型のショールームを構えるなど、店舗への投資を継続的に行うことで、2013年は対前年比10%の販売増を目指す。

(文と写真=生方聡)

「アウディQ5ハイブリッド」の荷室。
アウディ、「A8」「Q5」のハイブリッド車を発表
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