フェラーリが次期限定モデル「F150」をチラ見せ

2012.12.25 自動車ニュース

フェラーリが次期限定モデル「F150」をチラ見せ

フェラーリは自社のウェブサイトで、「エンツォ・フェラーリ」の後継となる特別限定モデル「F150」の“ティーザーキャンペーン”を開始した。それによればF150は、6.3リッターV12エンジンを用いたハイブリッドパワートレインを搭載し、動力性能を向上させながら、排出ガスを40%低減させているという。

■その実体はロードゴーイングF1?

「F150」という型式名で呼ばれる次期限定モデルは、「F12ベルリネッタ」に搭載される740psの6.3リッターV12エンジンに、2010年のジュネーブモーターショーで公開されたフェラーリのハイブリッドシステム「HY-KERS(ハイカーズ)」を組み合わせたパワートレインを搭載する。動力性能と環境性能の両方を同時に改善することを目的としており、0-200km/h加速を約10%向上させながら、排ガスは約40%低減させているという。

ボディーはエンツォのように、カーボンファイバーモノコックを中心とした構成をとる。フォーミュラ1(F1)車両と同じ素材を使用し、設計手法や生産プロセスについてもF1と同じ工程で行う。そのボディーの強度はエンツォと比較した場合、ねじり剛性で27%、曲げ剛性で22%強化されている。

また、ハイブリッドシステム用のバッテリーと燃料タンクは、ドライバー背後の低い位置に配置されており、「458イタリア」と同レベルの全高とショートホイールベース化を達成しているという。

現時点では、発表時期や正式な名称(かつて「F50」は発表前に「F130」、エンツォは「F140」などと紹介された)についてのコメントはないが、2013年3月のジュネーブショーで何らかの発表があると見られる。

(webCG)

フェラーリが自社のウェブサイトで公開した「F150」のファーストショット。
フェラーリが自社のウェブサイトで公開した「F150」のファーストショット。
全高とホイールベースは「458イタリア」と同等という。
全高とホイールベースは「458イタリア」と同等という。
シャシーの開発には3年が費やされた。
シャシーの開発には3年が費やされた。
シートはF1と同様に、ドライバーの体格を採寸して製造される。
シートはF1と同様に、ドライバーの体格を採寸して製造される。
トルクベクタリングシステム、トラクションコントロール、制動力配分システムなどの電子デバイスで足もとを固めるほか、電気エネルギー回生システムも備える。
トルクベクタリングシステム、トラクションコントロール、制動力配分システムなどの電子デバイスで足もとを固めるほか、電気エネルギー回生システムも備える。

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