【スペック】全長×全幅×全高=3774×1683×1393mm/ホイールベース=2467mm/車重=1160kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(218ps/6000rpm、26.5kgm/1750-5750rpm)/燃費=7.1リッター/100km(EUサイクル複合モード)(欧州仕様)

MINIジョンクーパーワークスGP(FF/6MT)【海外試乗記】

サーキットに誘う最速のMINI 2012.12.21 試乗記 MINIジョンクーパーワークスGP(FF/6MT)
……460万円

MINI史上最速のモデル「ジョンクーパーワークスGP」が登場。その卓越した走りを、スペイン・マヨルカ島のサーキットで試した。

硬派中の硬派

スペインのマヨルカ島で開かれた国際試乗会で「MINIペースマン」に乗ったとき、実はもう1台、サプライズがあった。島内の空港近くにあるちょっとしたレーシングサーキットで、「ジョンクーパーワークス(JCW)」をさらにスパルタンな方向に仕立て上げたスペシャルな最高性能モデル「GP」をドライビングするチャンスが得られたのである。

よく知られているように、現行MINIの一般的なモデルには、「ONE」「クーパー」「クーパーS」の基本3グレードがあり、ONEが低出力・低速トルク型1.6リッター自然吸気(NA)の98ps、クーパーが高出力型1.6リッターNAの122ps、クーパーSが1.6リッター直噴ターボの184psと、グレードが上がるにつれてエンジンのチューンとそれにともなうパワーおよびトルクが上昇していく。したがって当然ながら、そのパフォーマンスも上がっていく。

それらの一般的モデルレンジの上に存在するホットなモデルがJCWだ。これはクーパーSをベースにしてエンジンの最高出力発生回転数を上げるなどした結果、同じ1.6リッター直噴ターボながらパワーを211psに、トルクを26.5kgmに引き上げたうえ、トランスミッションは他の3モデルが6段MTと6段ATの両方の設定があるのに対して、JCWは登場からずっとMTのみで最近になってようやくATが加わったことからも、硬派向けに特化させたモデルであることが分かる。サスペンションもクーパーSよりさらに強化され、標準で履くタイヤも16インチ径から17インチ径へとサイズアップされている。

で、そのJCWをベースにしてさらに全方位のパフォーマンスを磨き上げた特別なモデルが、今年のパリサロンでデビューし、年末から2000台の限定で生産されるその名も「JCW GP」である。

グレー基調でまとめられたインテリア。ダッシュボード、ステアリング、シート、シフトブーツと、各所に赤いステッチが施される。
MINIジョンクーパーワークスGP(FF/6MT)【短評】
シートはレカロの専用品。高さ調整機構とシートヒーターが付く。
MINIジョンクーパーワークスGP(FF/6MT)【短評】
1.6リッター直4ターボエンジンは218psと26.5mkgを発生。オーバーブースト時には最大トルクは28.6mkg/2000-5100rpmまで強化される。
MINIジョンクーパーワークスGP(FF/6MT)【短評】

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