【スペック】全長×全幅×全高=4655×1800×1680mm/ホイールベース=2670mm/車重=1530kg/駆動方式=4WD/2.4リッター直4SOHC16バルブ(169ps/6000rpm、22.4kgm/4200rpm)/燃費=14.4km/リッター(JC08モード)/価格=310万円(テスト車=同じ)

三菱アウトランダー24G Navi Package(4WD/CVT)【試乗記】

群雄割拠の時代を勝ち抜くために 2012.12.11 試乗記 三菱アウトランダー24G Navi Package(4WD/CVT)
……310万円

国産、輸入車問わず、無数のモデルがひしめき合う日本のミドルサイズSUV市場。激しい競争を勝ち抜くために新型「アウトランダー」が身に付けた魅力を探る。

2012年はミドルサイズSUVの当たり年

新型「三菱アウトランダー」の試乗会に向かいながら、「中ぐらいのサイズのSUV、はやってんな〜」とぼんやり思う。

「スバル・フォレスター」の試乗会に行ったばかりだし、そのちょっと前には同じくスバルの「インプレッサXV」に乗った。いやいや、そんなもんじゃない。「マツダCX-5」、「レンジローバー イヴォーク」、「アウディQ3」、「ホンダCR-V」、メルセデス・ベンツの「Mクラス」などなど、2012年が走馬燈(そうまとう)のようによみがえる。今年も早かったな〜、じゃなくて、今年はずいぶんとSUVに乗ったな〜。そういえば「アウディQ5」のマイチェンもあった。

どれくらいSUVがはやっているのか。手元の資料によれば2005年以降の7年間で、西ヨーロッパではSUVの販売台数が3倍にも増えているという。今じゃ乗用車の新車販売台数のうち、SUVが約1割を占めている。

このカテゴリーが盛り上がること自体は、別に悪いことではない。けれども、これだけ車種が増えると「ちょっと背が高くて、タフな性能とおしゃれなセンスが同居している」ぐらいでは目立たなくなるのも事実だ。

知り合いのおじさんサーファーが、こんな昔話を聞かせてくれたことがある。1970年代には、サーフィンをやっているというただそれだけの理由でモテたらしい。けれど、80年代のサーフィン人口の増加に伴い、「ハンサムなサーファーと、大会で表彰されるサーファーと、お金を持っているサーファーだけがモテるようになった」とのことだ。同じことがSUVにも言えるのではないか。

SUV群雄割拠のいま、三菱アウトランダーの魅力は何か。ということを考えていたら、試乗会場が目の前でした。

用意されるインテリアカラーはブラックのみ。インパネとドアトリムのオーナメントパネルはシルバーだが、「24G」を除く全グレードに、オプションで木目調も用意される。
用意されるインテリアカラーはブラックのみ。インパネとドアトリムのオーナメントパネルはシルバーだが、「24G」を除く全グレードに、オプションで木目調も用意される。
シート表皮はブラックのファブリックが全車共通。「24G」以外のグレードには本革シートもオプション設定。
シート表皮はブラックのファブリックが全車共通。「24G」以外のグレードには本革シートもオプション設定。
6:4分割のセカンドシートは全車250mmのスライド機構つき。ダブルフォールディングでフラットに格納できる。
6:4分割のセカンドシートは全車250mmのスライド機構つき。ダブルフォールディングでフラットに格納できる。
従来型より120mmも横方向のゆとりを増したサードシート。カップホルダーは右側のアームレストに2人分まとめて用意。
従来型より120mmも横方向のゆとりを増したサードシート。カップホルダーは右側のアームレストに2人分まとめて用意。
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