ベントレー・アルナージ日本発売(6/15)

1998.06.15 自動車ニュース
 
 

ベントレー・アルナージ日本発売(6/15)

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは先ごろ英国で発表されたベントレーのニューモデル「アルナージ」の発売を6月12日より開始した。4.4リッターV8を搭載したこの4ドアサルーンの価格は2980.0万円だ。

アルナージのエンジンはBMW製V8をベースにコスワースが手を入れたもので、水冷インタークーラー付ターボチャージャーを2基装着して、353ps/5500rpmの最高出力と、58.1kgm/3200rpmの最大トルクを発生する。これに電子制御5段ATが組み合わせられている。「アルナージ」の名は戦前ベントレーのレーシングチームが活躍したルマンサーキットで「最大の難所とされるコーナーの名にちなんで」(ベントレーの広報資料)つけたものという。ベントレーのラインナップにあってはブルックランズRとターボRTの後を襲うモデルと位置づけられている。

さる6月5日にベントレー(とロールスロイス)の親会社である英国ビッカースはこの2つのブランドをフォルクスワーゲンに売却したことは記憶に新しい。そのため世間の興味は、このさきもRR/ベントレーはBMWエンジンを使用するのか、という点に集中している。これについて、6月12日に東京・芝浦の東京ショールームで行われた記者発表の席上で、ディーラーフランチャイズ&デベロップメントマネージャーを務めるリチャード・ゴードン氏は、「いまのところ結論は出ていない。現時点ではまだBMWエンジンを使用する契約が生きており、BMWからも供給停止の通知は届いていない」と述べた。

もしBMWがV12(ロールスロイスシルバーセラフ)とV8の供給を停止したら、現在VWにはアウディA8用のV8があり、さらにこのさきRR/ベントレーに先立って買収したコスワースとともにV18を開発して搭載する計画も噂されている。VWはRR/ベントレーに対してこの10年で15〜16億ポンド(3450〜4600億円)の投資をしていくことを発表している。

 
 

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