メルセデス・マイバッハ、発売へ(7/31)

1998.07.31 自動車ニュース
 
 

メルセデス・マイバッハ、発売へ(7/31)

独ダイムラーベンツは、Sクラスの上をいく超高級サルーン「メルセデスベンツ・マイバッハ」を2002年に発売すると発表した。スタイリングを担当したのは同社の日本デザインスタジオだ。

メルセデスベンツ・マイバッハは昨年の東京モーターショーで発表されたプロトタイプをベースに開発されるものだ。エンジンは現段階では確定していないが気筒あたり3つのバルブと2つのイグニッションをもつ6リッターV12が候補にあがっている。全長は6mになんなんとし、車内は「車輪のついたラウンジ」(ダイムラーベンツ)というだけあって豪華。加えてスイッチひとつで透明/不透明が切り替えられるグラスルーフや20インチのTFTモニターなど機能面でも新機軸が盛り込まれている。

マイバッハとは1930年代にドイツに存在した高級車メーカーだ。創始者のウィルヘルムマイバッハはかつてダイムラーベンツの創設者のひとり、ゴットリーブダイムラーとともに乗用車を製造していたこともあるため、この2社は歴史的にも少なからぬ縁がある。このブランドを復活させたのは、ライバルであるBMWがロールスロイスを商標権を手にいれたことと無関係ではないだろう。「(その名に恥じないよう)すべての面でナンバーワンをめざす」とダイムラーベンツCEOのユルゲン・シュレンプ氏は語っている。

それにしても、こんなデカいものをほんとに作るんか……。社内で開発プログラムが進行しているのはある程度知ってはいたが。この春、港北ニュータウンにあるダイムラーベンツ日本アドバンススタジオのチーフ、オリビエブレ氏がシュトゥットガルトに呼び戻されたのもその一環だった。なにしろ彼がチーフデザイナーなのだ。さよならパーティで彼に会ったとき、「マイバッハを作るんだよ」と嬉しそうだった。しかしこのクルマのどこに未来への提言があるというのか……。僕としては理解に苦しむ。(Web CGディレクター=小川フミオ)

 
 

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