光岡自動車、50ccのマイクロカー発売(7/29)

1998.07.29 自動車ニュース

光岡自動車、50ccのマイクロカー発売(7/29)

ビュートなどでおなじみの光岡自動車は「史上最小のマイクロカー」というふれこみの「MC-1」を7月28日に発表した。これはFRPボディに50ccエンジンを搭載したひとり乗りだ。価格は36.5万円で発売は7月30日からとなる。

「MC-1」は全長1.75m、全幅1.1m。全長はスクーターとほぼ同じという鋼管フレームのリアに強制空冷単気筒2ストロークエンジンを搭載する。今回独自に開発したというこのエンジンは、49ccの排気量をもち、6.1ps/6500rpmの最高出力と0.7kgm/6000rpmの最大トルクを発生する。これにCVT方式の無段変速機が組み合わせられる。油圧式ブレーキやラックアンドピニオンのステアリングギアボックスはこのクルマのために開発したものが使用される。

「MC-1」を発表した背景について同社では、「これまでの交通はいわば動脈と静脈。そこに毛細血管のような交通機関があったほうが便利だろうと思った」と説明している。カテゴリーとしては、第1種原動機付自転車のなかの原動機付3、4輪自転車に区分される。運転するには普通免許が必要となる。

発表会の際、路上を走っている実車を見たが、案外オモチャっぽくない。これでもうすこしディテールに凝ればもっとリアリティが出ると思う。たとえばシートにはスウォッチカー「スマート」のようにメッシュタイプの生地を張るなど今っぽさを演出してほしかった。リアのピラーも細すぎて頼りないかんじだ。もっともスマートやBMWの先進的スクーターC1といった大メーカーの製品と比較するのはお門違いかもしれないが、安全性の面、10月から施行される2ストロークエンジンの排出ガス規制の問題など、けっこう前途多難である。(Web CGディレクター=小川フミオ)

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