新型オペルアストラ「CD」、日本発売(7/3)

1998.07.03 自動車ニュース
 
 

新型オペルアストラ「CD」、日本発売(7/3)

株式会社ヤナセは新型「オペルアストラCD」を7月11日より発売すると発表した。従来とはかなりイメージが変わったハッチバックボディが特徴的だ。価格は230.0万円だ。

エンジンは新開発の1795cc4気筒DOHC16バルブユニットが搭載される。最高出力は115ps/5400rpm、最大トルクは17.3kgm/3400rpmだ。ギアボックスは電子制御4段ATとなる。

ボディサイズは全長×全幅×全高=4110×1710×1420mmで、ホイールベースは2615mm(従来型プラス100mm)だ。車両重量は1210kgである。

ボディはねじれ剛性が従来型より1.8倍向上したとされている。12年間の錆穴保証もつけられる亜鉛メッキ鋼板を使用しているのも特徴だ。マクファーソン・ストラットのフロントサスペションはサブフレームを用いることで振動、騒音などの低減をはかったという。リアサスペンションはトレーリングアーム付トーションビームと形式こそ従来と同じだが、新型ではレイアウトを根本から見直して、性能を上げるとともに、トレーリングアーム、ホイールキャリア、ダンパーマウントという3つのユニット構成とすることで軽量化をはかっている。

能動的安全性の面ではABSの性能を上げるとともに、トラクションコントロールが標準装備とされている。受動的安全性の面では、ボディの構造をアップデートしていることに加え、前席デュアルエアバッグ、シート一体型サイドエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター付前席シートベルト、前面衝突時にブレーキペダルが室内に突出するのを防ぐフットプロテクションシステムなどが採用されている。

今回は「アストラワゴンCD」も同時発売された。

今回の新型アストラ発表の場でさかんに使われた表現がおもしろかった。「プレミアムコンパクト」。インポーターを務めるヤナセの稲山孝英代表取締役社長によると、サイズはコンパクトで機能、性能、品質をあげたモデルのことを指すのだそうだ。新型アストラはたしかに仕上げ、しっかり感、各部のデザイン処理などで従来型を大きくしのいでいる。「新型ゴルフはグッドだ。しかしアストラはベターだ」(オペルジャパン・インターナショナルテクニカルディベロップメントセンター・デピュティディレクター、ハーバート・シュルツ氏)と自信に満ちた発言もあるほどだ。もうひとつの特徴は、エモーショナルなスタイリング。ライバルのゴルフのパッケージングがこのクラスの基本になっているところがあるから、差別化をはかるといきおい感覚的な要素を少なからず取り込まざるをえないのかもしれない。しかしそうなると今度は流行商品におちいる危険性も出てくる。「新型アストラは日本車の“悪しき”影響をけっこう受けているなあ」という声も発表会会場で聞かれた。(WebCG=オガワ)

 
 

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