レガシィワゴンシリーズがモデルチェンジ(6/18)

1998.06.18 自動車ニュース
 
 

レガシィワゴンシリーズがモデルチェンジ(6/18)

富士重工業は「スバルレガシィ」の「ツーリングワゴン」および「ランカスター」をフルモデルチェンジし、6月17日より発売した。価格は「ツーリングワゴンTX」の190.5万円から。

3代目になったレガシィの特徴は、ワゴン専用車として開発されたことで、エンジン、サスペンションをはじめとする主要コンポーネンツが一新されたことに加え、アクティブ、パッシブ両方の安全性が高められているのもセリングポイントとなっている。

エンジンは水平対向4気筒という基本レイアウトは踏襲しつつも、SOHC、DOHCともに新設計のシリンダーヘッドや吸気システムを採用し、低中回転域のトルクを向上させたのが特徴だ。富士重工業では手を加えたこのエンジンを「BOXER PHASE?」(ボクサーとは水平対向エンジンのこと)と呼んでいる。

フルタイム4WDシステムは3代目でもレガシィのトレードマークだ。今回はさらにシステムを進化させ、「VDC(ビークルダイナミクスコントロールシステム)」とメーカーがよぶアクティブセイフティ技術が組み合わせられた。タイヤの状態からブレーキとエンジン出力を制御して走行安定性を高めるというこのシステムは「GT-VDC」(279.8万円)に搭載される。

リアサスペンションが新しくなったのも大きな特徴のひとつだ。荷室容量を考慮してコンパクトでありながらストローク量を充分にとり剛性も向上させたとメーカーが謳うマルチリンク式となっているのだ。さらにサブフレームを介してマウントすることにより、振動、騒音の低減をはかったとされる。

グレードはツーリングワゴンが「TX」(5MT190.5万円/4AT199.8万円)にはじまり、「Brighton」(4AT229.8万円)「TStypeR」(5MT239.8万円/4AT249.1万円)「GT-VDC」(4AT279.8万円)「GT-B」(5MT289.8万円/4AT296.3万円)「250T」(4AT259.8万円)「250Tエレクトロニックニューマチックサスペンション」(4AT267.8万円)「250T-B」(4AT269.8万円)となる。いっぽうランカスターは5MTが263.3万円、4ATが269.8万円だ。

同日都内のホテルで行われた発表会の会場で、富士重工業の田中毅社長は、「いまワゴンは成熟期に入っており、これから市場で成功するにはいっそうの独自性が重要になる」としたうえで、「走る楽しさと安全性」が3代目レガシィの2本の柱となるとした。さらに今回は発表が見合わされたセダンについて田中社長は、「現在開発中であり、おって発表になる」と述べた。個人的には、アウディをはじめ欧州では個性的なスタイリングのワゴンが次々と登場しているなかで、スバルは高性能、高効率……といっても結局タコツボを掘っているような気がしてならないのだが。(WebCG=オガワ)

 
 

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