【スペック】フェアレディZ バージョンST:全長×全幅×全高=4260×1845×1315mm/ホイールベース=2550mm/車重=1540kg/駆動方式=FR/3.7リッターV型6気筒DOHC24バルブ(336ps/7000rpm、37.2kgm/5200rpm)/価格=441万円(テスト車=490万1400円/カーウイングスナビゲーションシステム+ETCユニット+ステアリングスイッチ+バックビューモニター=35万4900円/ボディーカラー<プレミアムサンフレアオレンジ>=13万6500円)

日産フェアレディZ バージョンST/フェアレディZロードスター バージョンST【試乗記】

4年モノの味わい 2012.09.05 試乗記 日産フェアレディZ バージョンST(FR/6MT)/フェアレディZロードスター バージョンST(FR/7AT)
……490万1400円/568万8900円

日産のFRスポーツ「フェアレディZ」がマイナーチェンジを受け、よりスポーティーな装いになった。クーペのMTとロードスターのATを駆ってその走りを試した。

待望のマイナーチェンジ(?)

クーペのデビューからもうすぐ4年というタイミングで、「フェアレディZ」のクーペ、そしてロードスターのマイナーチェンジが行われた。
クーペ登場翌年のロードスターの発表に合わせて、ナビゲーションシステムの改良やボディーカラーの追加などの小変更が加えられて以来だから、スポットライトを浴びるのは随分久しぶりである。

思えば先代「Z33型」は、ほぼ毎年のようにアップデートを繰り返すことで常に進化し続けたスポーツカーだった。これはモデルライフの後半、ほぼ放置に近い状況になってしまった先々代「Z32型」に対する反省を込めてのことだったという。

毎年のように新しくなるということは、ユーザーにとっては自分のクルマが毎年のように旧型になっていくことでもある。しかし、それがZ33型のオーナーをガッカリさせたかといえば答えは否。むしろ逆である。一度世に出したらあとはほったらかしというのではなく、メーカーがずっとそのクルマを気にかけてくれる。それはユーザーにとってはうれしい話だったのだ。
仮に自分のクルマが前の世代になったとしても、自分がその歴史の一部になることは誇りとなる。そんなメーカーとユーザーの良い関係が、Z33ではできていたといっていいはずだ。

それだけにZのファンからしてみれば、今回のマイナーチェンジは待望のものだったに違いない。では、気になるその変更点は?

「バージョンST」のインテリアはクーペとロードスターで違いはない。本革巻きのステアリングホイール、シフトノブ、パーキングブレーキレバーのほか、AT仕様にはパドルシフトが装備される。
「バージョンST」のインテリアはクーペとロードスターで違いはない。本革巻きのステアリングホイール、シフトノブ、パーキングブレーキレバーのほか、AT仕様にはパドルシフトが装備される。
ロードスターには、エアコンディショニングシートが備わる。ネット部分に冷暖房の風が送られ、オープン時も快適な走行ができる。シートカラーはボルドー、ブラック(写真)、グレーの3色が用意される。
ロードスターには、エアコンディショニングシートが備わる。ネット部分に冷暖房の風が送られ、オープン時も快適な走行ができる。シートカラーはボルドー、ブラック(写真)、グレーの3色が用意される。
新色の「プレミアムサンフレアオレンジ」と「ダークブルー」。
新色の「プレミアムサンフレアオレンジ」と「ダークブルー」。
 
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