「最近の国産車のヘッドライトがまぶし過ぎるのですが?」

2001.07.15 クルマ生活Q&A その他

「最近の国産車のヘッドライトがまぶし過ぎるのですが?」

私は愛知県に住む旧車ファンです。最近の国産車(特にRV)のヘッドライトが異常にまぶしく感じるのは、私だけでしょうか? RVや4駆は車高が高いので、右折待ちや踏み切りではもちろん、後につかれるとルームミラーもサイドミラーも凶器に変わります。明らかに危険。なにか基準はないのでしょうか? (愛知県 稲沢市 YKさん)

お答えします。RV系のクルマはヘッドライトの位置が高く、どうしても上から乗用車タイプの車内を照らすようなります。すると、サイドミラーやバックミラーを照らし、たしかに後方視界が悪くなります。私もよく経験します。迷惑ですね。

国土交通省で定めているヘッドライト(前照灯)の高さは、規定により地上から1m20cm以下とされています。ですから、ダンプやトラック、RV車といえどもそれ以上の位置にヘッドライトを取り付けることはできません。また1mを超えたクルマはロービームの角度を1.5倍ほど下向きにするように決められています。

ヘッドライトの明るさですが、これは形状やライトの種類によって違ってきます。現在はほとんどのクルマがハロゲンヘッドランプを使用していますが、青白色に輝くディスチャージヘッドライト(HID)も、純正として採用するメーカーが出てきました。少々高価ですが、後付けも可能です。ディスチャージライトは、ハロゲンより約40%光度が高くなります。
ちなみに普通のクルマに装着してあるハロゲンライトのロービーム用の光度は、約2万5000カンデラ、HIDは3万5000〜4万カンデラ程度です。最高光度は11万7500カンデラを超えないというのがヘッドライトの規定です(いずれも片方で)。つまり、実質上、光度に制限はないのです。

ヘッドライトが明るいのは安全性の向上に一役買いますが、一方、前を行くドライバーの目を直撃すれば、凶器にもなります。

そのため、欧州車のワゴンなどには、荷物を積んで尻下がりになってヘッドライトが上向きになったときに、光軸を下げる仕組みがちゃんと用意されます。最近は、国産車にも同様のシステムが採用されだしたので、おもちの方は活用してください。