「バッテリーの寿命は?」

2001.07.07 クルマ生活Q&A バッテリー

「バッテリーの寿命は?」

バッテリーのことについてお聞きします。最近メインテナンスフリーをうたい文句にしたバッテリーが主流になっていると思い ますが、実際のところ何年が交換の目安なんでしょう?(SSさん)

お答えします。メンテナンスフリーといわれるバッテリーでも寿命はあります。それは使用条件によって異なってきます。

なぜ「メンテナンスフリー」とよばれているかというと、バッテリー液の蒸発量が従来のタイプに較べて少ないからです。逆にいうとそれだけの違いしか有りません。

時間がたつと、内部の蒸留水が蒸発して希硫酸が濃硫酸へ変わり、電極の鉛が劣化していきまる。それで充電する電気の量(電圧)が規定よりも少なくなります。

充電されたときの電圧を「充電終期電圧」といいます。新品の場合は13.2V〜14.6Vぐらいです。バッテリーが劣化すると充電終期電圧が12Vと低くなるため、オルタネーターからの電圧のほうが多くなる(過充電)ので、バッテリー液が沸騰してしまいます。これが先に言った蒸発の原因です。

メンテナンスフリーバッテリーは充電終期電圧が高く設定されているので、通常のバッテリーよりも過充電になりにくい(蒸発しにくい)わけです。

ではバッテリーの劣化はどうやって判断すればよいかというと、クルマの状態からわかります。バッテリーの性能が落ちてくるとエンジンのかかりが悪くなったり、ウィンカーの点滅がゆっくりになったりします。またアクセルを踏むとライトが明るくなるようならばバッテリーは疲れています。

そのような症状がでたときは修理工場やカーショップ、ガソリンスタンドで、バッテリー液の状態を「比重計」で計ってもらってください。特に夏を過ぎたあとは液が減って劣化している場合が多いので点検をお奨めします。