「ダイナモについて」

2002.04.30 クルマ生活Q&A バッテリー

「ダイナモについて」

初めてメールさせていただきます。私は22歳の学生です。2001年2月にフォルクスワーゲン・ゴルフ(1976年型)を購入したのですが、やはり古い車なので、ダイナモが弱くてすぐにバッテリーが上がってしまいます。何かよい解決法はありませんでしょうか? ちなみに行きつけの修理工場のヒトは「ダイナモを交換してみては?」と言ってくれるのですが、交換すれば変わるのでしょうか?(MKさん)

お答えします。バッテリーが上がりやすいというのは、放電に対して、つまり電気を使う量に比べて発電機からの電気供給量が足りないことを意味します。ちなみに、1970年代では発電機に「ダイナモ」はほとんど使われていません。ダイナモとは主に直流発電機のことを呼び、この年代の発電機は交流(alternate current)の「オルタネーター」が装着されています。

バッテリーは放電と充電を繰り返しながら寿命を迎えます。スターターモーターや電動ファン、もちろんオーディオなどに電気を使い、それに見合う充電がなければ、いくら高級なバッテリーでも短命に終わってしまいます。

1976年頃の欧州車は現在とは違い、日本向けの特別な対策がとられていないクルマがほとんどです。高速巡航が続く欧州の道路事情とは違い、低中回転でノロノロ走ることが多い日本では、充電量が足りなくなる場合があるのです。その場合、発電機を回すプーリーの比率を変更して容量を大きく、つまり、たくさん発電機を回すようにして対応します。

発電機は基本的に消耗品ですから、バッテリーマークなどのインジケーターランプが点灯したときは、充電系を調べてもらいましょう。不良な場合はオーバーホールが必要です。新品で購入するよりも安く上がるでしょう。
また、オリジナルにこだわらないのであれば、最新のオルタネーターを取り付けることも可能です。修理工場に聞いてみるとよいでしょう。これで古いクルマでも充電系はバッチリです。76年型のゴルフ、大事に乗ってあげてください。

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