「クーラントについて教えてください!」

2002.02.16 クルマ生活Q&A エンジン

「クーラントについて教えてください!」

自分のクルマのクーラント(冷却液)が赤茶けていたので交換しようと思いカーショップへ行ったところ、「国産車用(赤色と緑色)」「外国車用」ほか、いろいろあり、ドコが違うかわからなかったので、買わずに帰ってきました。自動車メーカーに聞けば「純正用品を使用し、ディーラーで整備してください」との回答。ワタシはどうしたらよいのでしょう? 以下に質問を列記してみました。
1.色によって成分、性能が異なるのでしょうか? トヨタ系が「赤」で、日産系が「緑」と、「メーカー系列」の色分けぐらいにしか考えていないのですが。
2.国産車用と外国車用で成分、性能が異なるのでしょうか?
3.国産車用を外国車に入れると不具合が起こるのでしょうか? 継ぎ足しでなく、完全に入れ替える場合でも問題がありますか?
4.クーラント交換の前に、冷却水の経路のフラッシング(洗浄)も実施したほうがいいですか?(KYさん)

クーラント(冷却水)とは、一般的にエンジンの冷却に使われる液体のことを指します。

・まずはご質問1と2についてお答えします。
「トヨタ系」「日産系」「外国車用」など、クーラントの色の違いによって性能が異なることはありません。

・ご質問3についてお答えします。
だからといって違う色の液を混ぜて使うことは避けたほうがよいでしょう。
なぜなら、「赤」や「緑」といった色がついていると、冷却液が漏れた場合ドコから洩れたかわかりやすく、また、液の汚れも判断しやすい。「赤」と「緑」が混ざったら汚れ具合が判断しにくくなるので、混ぜないほうがいいのです。
ちなみに、欧州車のなかにはウィンドウウォッシャー液のような薄いブルーや黄色のモノもあります。
交換するクーラントに関しては、基本的にはメーカーが推奨しているものが望ましいのですが、カーショップで売られているLLC(ロングライフクーラント)でも問題はありません。以前(15年ぐらい前)は、一部の欧州車のウォーターポンプのシール材が国産車と異なっていたことから、国産クーラントとの相性が悪いということもあったようですが、現在では問題ないようです。

・質問4についてお答えします。
冷却系統が汚れている場合は、フラッシングといってエンジンのウォータージャケットやラジエターを洗浄することが有効です。ただし、これを行なった場合は、普段の交換より念入りにすすぎを行なわなくてはいけません。洗浄剤が残っていると、クーラントを著しく劣化させるからです。