「信号待ちでのクルマの振動について」

2002.03.06 クルマ生活Q&A エンジン

「信号待ちでのクルマの振動について」

私は、平成5年式の「日産マーチiz-f」を所有しています。最近、エンジンの振動が大きくなってきました。そのため、エンジンオイル、エレメント、エアクリーナーを取り替えてみたところ、エンジンはきれいに吹けあがり、加速は滑らかに、振動も小さくなりました。ただ、ATシフターを「ドライブ」ポジションに入れたまま信号待ちをする時などの振動は、あまり低減しませんでした。このため、ディーラーへ行ってエンジンの“不整脈”(?)をとるべくアイドリングを少し上げてもらいましたが、クルマの振動自体はあまり変わりませんでした。エンジン以外に振動を起こす原因はありますでしょうか? (TTさん)

お答えします。オートマ車の場合、「D」レンジで停まっていると、クルマが前に出たくても進めず、エンジンやオートマッチックトランスミッションに負荷がかかるため、回転数が落ちて振動が発生しやすくなります。といっても、新車を買ってからしばらくは、そのような症状は出にくいものです。

走行距離がかさみヘタったエンジンは、新車時には何でもなかったDレンジでの負荷が、大きな負担になります。そこでディーラーでは、エンジンが安定するギリギリの回転数までアイドリングを上げて、負荷に備えたわけです。
しかしこの方法では、トランスミッションに与える負担が大きくなり、燃費にも悪影響がでてきます。また、実際にあまり効果がなかったということですので、信号待ちの時などは、シフターを「N」(ニュートラル)ポジションに入れるようにしたらどうでしょうか? エンジン、トランスミッションとも負荷が小さくなり、振動は減少するはずです。

エンジンオイルやフィルター類の交換だけではなく、電装系(スパークプラグ、ハイテンションコード、コイル、バッテリー)のチェックとATF(オートマチックトランスミッションフルード)の交換もオススメします。

最後に、クルマの振動は、エンジンとトランスミッションを支えるゴム(マウント)の劣化もおおいに関係があります。まだまだ長く乗るおつもりでしたら、少々おおごとになりますが、これらを交換してもよいでしょう。後悔することはないと思います。