「Netz Cup ヴィッツレース」、盛況スタート

2000.05.16 自動車ニュース
 
 
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「Netz Cup ヴィッツレース」、盛況スタート(5/16)

ナンバー付き車両で参加できるワンメイクレース「Netz Cup ヴィッツレース」が、5月3日、静岡県・富士スピードウェイで開催された。エントリー台数は80台を数え、予選を2組に分けて行うほどの盛況ぶりである。

人気のゆえんは、ナンバー付き車両のレースであること。改造費用が抑えられることに加え、参加車両を自走してサーキットを往復できることが最大の魅力だ。よって、従来のレースに比べ参戦費用の大幅な削減が可能となり、比較的手軽にレース参戦を果たせるのだ。ナンバー付き車両といえば、かつてトヨタ・スターレットのワンメイクレースが開催され人気を博していたが、現在では消滅しており、「Netz Cup ヴィッツレース」はナンバー付き車両レースの復活といえるレースなのだ。

参加者の多くは20歳代後半から30歳代。エントリーは80台だったが、実際の参戦は車両のデリバリーや製作に間に合った66台となった。ジムカーナやカートからの4輪レースへのチェンジ組にまじり、レース未経験者が30人を超えた。優勝賞金30万円、シリーズ賞金150万円という賞金額も、参加者にとっての大きな魅力である。

参加者過多のため、決勝に進めたのは予選上位45台。下位21台はコンソレーションレース(予選落ちレース)へのぞんだ。決勝レースの上位陣は、富士チャンピオンレースでの優勝やチャンピオンの経験者たちで、ポールタイムは、予選落ちのボーダーラインより4秒以上も速い2分17秒422を記録している。

コンソレーションレースの顔ぶれは、元ボクシングの世界チャンピオンから新橋の芸者さんまで、バラエティーに富んだ面々。「自分のクルマを一生懸命速く走らせようとするのは、すごく面白い。次は予選突破したいですね」と、参加者は手軽な参加型レースを大歓迎していた。

■ヴィッツ卒業生にも魅力の「アルテッツァレース」
もううひとつのトヨタの新しいワンメイクレース、「アルテッツァレース」も同日開幕された。こちらはレース専用車両で、タイヤも溝なしのレーシングスリック。ほとんどのドライバーがレース経験者であり、ヴィッツレース卒業生のステップアップとしても考えられている。参加台数は37台で、ポールタイムは1分47秒756。ヴィッツの上位クラスだけあって、優勝賞金は50万円、シリーズ賞金は400万円となっている。

第1回の優勝者は小嶋久光選手。スーパー耐久、シビック、フォーミュラ・トヨタなどで活躍した選手が上位を占めるだけに、レースではぶつけ合いの激しい場面も見られた。

■「全日本GT選手権」はNSXが雪辱を果たす
JGTC第2戦「All Japan Fuji GT Race」は5月4日に開催され、開幕戦でトップを走りながらもトランスミッショントラブルでリタイアを喫した脇阪寿一/金石勝智組のTAKATA童夢NSXが、序盤から独走態勢を築き優勝を果たした。2位には開幕戦の練習走行でクラッシュし欠場していた片山右京/ミハエル・クルムのカストロール・ニスモGT-R、3位には竹内浩典/立川祐路組のFK/マッシモセルモスープラが入った。

■カウンタックのようなキットカー
今回のGTレースで一際注目を浴びるマシンがあった。「RGS-MIRAGE」というマシンは、イギリスのキットカーにシボレーのV8ショートブロックエンジンを搭載したもの。レース直前のシェイクダウンだったため決勝は見合わせたが、ランボルギーニ・カウンタック風のスタイルを披露し、関係者の目を奪っていた。

リポート=皆越和也
写真=須藤章一

トヨタ自動車「ネッツカップ」サイト:
http://www.toyota.co.jp/ms/nc.html

 
 

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