ハッキネン、シューマッハ抜き今季4勝目を飾る!

2000.08.28 自動車ニュース
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ハッキネン、シューマッハ抜き今季4勝目を飾る!(8/28)

F1第13戦ベルギーGP決勝が、ベルギーのスパ−フランコルシャンサーキット(1周6.968km)を44周して行われた。優勝は、ミカ・ハッキネン(マクラーレンメルセデス)。今季4勝目、通算18勝目をあげた。

朝に降った雨により、路面はウェット状態。危険を回避するため、レースはセーフティカー先導のローリングスタートとなった。ポールポジションのハッキネンを先頭に、キレイな(そしていつもよりツマラナイ)スタートがきられた。

周回を重ねるごとに、ぬれた路面に乾いたラインが目立つようになった。5周目、ジャン・アレジ(ザウバーペトロナス)らを筆頭に、タイヤをウェットからドライに替えるマシンが続々とピットイン。トップのハッキネンは7周目、2位ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)は6周目に交換作業を終えた。

13周目、快調に首位を走るハッキネンが、スタベローコーナーのぬれた縁石乗り上げ単独スピン!コースに戻るものの、シューマッハーにトップを奪われてしまう。

19周目、1位シューマッハーと2位ハッキネンとの差は約10秒まで開いた。しかし、レースはここで終わりではなかった。終盤、タイヤのタレが激しくペースの上がらないシューマッハーを、ハッキネンが猛追。30周目には5秒、35周目には2秒と、両者の間隔は縮まるばかり。ハッキネンのトップ奪取は、時間の問題であった。

このレースのクライマックスは、41周目に訪れた。高速コーナー、オールージュを駆け上がるフェラーリとマクラーレン。その後、1kmの長いケメルストレートでシューマッハーの真後ろにつけたハッキネンは、周回遅れのリカルド・ゾンタ(BARホンダ)を利用し、鮮やかにシューマッハーをパス!2位に落ちたシューマッハには、成す術がなかった。

残り3周を走りきり、ハッキネンが前戦ハンガリーGPに続き連勝。優勝タイムは、1時間28分14秒494だった。2位にはミハエル・シューマッハ、3位にはその弟のラルフ・シューマッハー(ウィリアムズBMW)が入り、表彰台にのぼった。デイヴィッド・クルタード(マクラーレンメルセデス)は、レース序盤のピットインの遅れが致命傷となり、4位。5位には、自身最高位の3位からスタートしたジェンソン・バトン、6位にハインツ・ハラルド・フレンツェンが入った。BARホンダの2台、ジャック・ヴィルヌーブは7位、リカルド・ゾンタは12位だった。

タイトル争いでは、ハッキネンが74点として、4戦を残してシューマッハーとの差を6点に広げた。ランキング3位のクルタードは、トップから13点差。事実上、2000年ワールドチャンピオンは、ハッキネン−シューマッハーの間で争われるであろう。

コンストラクターズタイトルでは、1位マクラーレン125点対、2位フェラーリ117点。3位ウィリアムズが30点であることからも、2強を中心とした激しい戦い振りが分かる。

次戦はヨーロッパでの最終戦。9月10日、フェラーリの地元モンザでイタリアGPが行われる。(web CG 有吉)

■第13戦ベルギーGP結果
1位 ミカ・ハッキネン(マクラーレンメルセデス)
2位 ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)
3位 ラルフ・シューマッハー(ウィリアムズBMW)
4位 デイヴィッド・クルタード(マクラーレンメルセデス)
5位 ジェンソン・バトン(ウィリアムズBMW)
6位 ハインツ・ハラルド・フレンツェン(ジョーダン無限ホンダ)

■第13戦終了時のドライバーズランキング
1位 ミカ・ハッキネン 74点
2位 ミハエル・シューマッハ 68点
3位 デイヴィッド・クルタード 61点
4位 ルーベンス・バリケロ 49点
5位 ラルフ・シューマッハー 20点

■同コンストラクターズランキング
1位 マクラーレンメルセデス 125点
2位 フェラーリ 117点
3位 ウィリアムズBMW 30点
4位 ベネトンプレイライフ 18点
5位 ジョーダ無限ホンダ 13点

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