笑うのはシューマッハーかハッキネンか、F1日本GP開幕

2000.10.06 自動車ニュース
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笑うのはシューマッハーかハッキネンか、F1日本GP開幕(10/6)

F1第16戦日本GPが、10月6日に三重県・鈴鹿サーキットで開幕する。ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)対ミカ・ハッキネン(マクラーレンメルセデス)のチャンピオン争い、久々の地元GPとなるホンダエンジンの活躍に注目だ。

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前戦アメリカGPまでのドライバーズポイントランキング
1位 ミハエル・シューマッハー 88点
2位 ミカ・ハッキネン 80点
3位 デイヴィッド・クルタード 63点
4位 ルーベンス・バリケロ 55点
5位 ラルフ・シューマッハー 24点
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アメリカGPで“起死回生”の優勝をあげたシューマッハーと、エンジントラブルでまさかのリタイア、ノーポイントに終わったハッキネン。両者のポイント差は8点となり、シューマッハー絶対有利な状況でむかえる日本GPだ。

ここで、シューマッハーが日本GPでチャンピオンになる条件をあげると、以下のようになる。

シューマッハー優勝(文句なしで決定)
シューマッハー2位、ハッキネン3位以下
シューマッハー3位、ハッキネン5位以下
シューマッハー4位、ハッキネン6位以下
シューマッハー5位、ハッキネン7位以下

いっぽうハッキネンがチャンピオンになるためには、鈴鹿で優勝することが絶対条件だ。しかし、日本、最終戦マレーシアGPを2連勝したとしても、シューマッハーの成績によってはタイトルを逃す可能性がある。ハッキネンが2連勝すれば、合計100点。もしシューマッハーが2位に連続入賞すれば同点となるが、優勝回数でハッキネン6回、シューマッハー7回となり、シューマッハーに軍配が上がることになるのだ。

1979年のジョディ・シェクター以来、21年ぶりにフェラーリからチャンピオンが生まれる可能性は高いといえる。

もちろん、昨年、一昨年と2回優勝しているハッキネンに勝算がないわけではない。1999年、エディ・アーバイン(フェラーリ)に4点リードされていたハッキネンは最終戦鈴鹿で勝ち、逆転で栄冠をつかんだ経験がある。逆境での勝負強さを発揮し、史上2人目の「3年連続チャンピオン」になれるのか。

ホンダにとっては、復帰後初にして8年ぶりのホームGPだ。鈴鹿用のスペシャルエンジンは、イタリアGPの予選で使用されたエンジンの発展型。HRD(ホンダレーシングデベロップメント)の西澤一俊テクニカルダイレクターも、「日本に向かう直前に、イギリス・シルバーストーンでレース距離のテストも行ないました。直前まで熟成を重ねて、最高の走りをお目にかけたい」と、気合の入ったコメントを残している。

決勝レースは10月8日、14時スタートだ。(web CG 有吉)


■日本GPタイムスケジュール(F1のみ)
【10月6日】
フリー走行 11:00-12:00 13:00-14:00
【10月7日】
フリー走行 9:00-9:45 10:15-11:00
公式予選 13:00-14:00
【10月8日】
決勝 14:00-


■テレビ放映スケジュール(変更の可能性あり)
【フジテレビ】
予選 10月7日 15:30−17:00
決勝 10月8日 22:00−24:00
【スカイパーフェクTV フジテレビ721】
フリー走行 10月7日 8:30−11:10
予選 10月7日 12:50-14:50
決勝 10月8日 14:20-17:00
【WOWOW】
予選 10月8日 11:00-12:00
決勝 10月11日 26:00-28:20


■数字で見る日本GP
●1999年結果
優勝:ミカ・ハッキネン(マクラーレンメルセデス)1時間31分18秒785
最速ラップ:ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)1分41秒319
ポールポジション:ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)1分37秒470

●歴代優勝回数(ドライバー)
2勝ゲルハルト・ベルガー(1987-1991)
アイルトン・セナ(1988-1993)
デーモン・ヒル(1994-1996)
ミハエル・シューマッハー(1995-1997)
ミカ・ハッキネン(1998-1999)
1勝マリオ・アンドレッティ(1976)
ジェームズ・ハント(1977)
アレッサンドロ・ナニーニ(1989)
ネルソン・ピケ(1990)
リカルド・パトレーゼ(1992)

●歴代優勝回数(コンストラクター)
6勝マクラーレン(1977-1988-1991-1993-1998-1999)
3勝ベネトン(1989-1990-1995)
ウィリアムズ(1992-1994-1996)
2勝フェラーリ(1987-1997)
1勝ロータス(1976)

●歴代ポールポジション回数(ドライバー)
4回ミハエル・シューマッハー(1994-1995-1998-1999)
3回アイルトン・セナ(1988-1989-1990)
2回マリオ・アンドレッティ(1976-1977)
ゲルハルト・ベルガー(1987-1991)
ジャック・ヴィルヌーヴ(1996-1997)
1回ナイジェル・マンセル(1992)
アラン・プロスト(1993)

●歴代ポールポジション回数(コンストラクター)
4回マクラーレン(1988-1989-1990-1991)
ウィリアムズ(1992-1993-1996-1997)
3回フェラーリ(1987-1998-1999)
2回ロータス(1976-1977)
ベネトン(1994-1995)

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