ホンダ・ストリーム、デビュー!

2000.10.27 自動車ニュース
 
 
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ホンダ・ストリーム、デビュー!(10/27)

■第3のミニバン

最新版シビックシャトル改めホンダ「ストリーム」が、2000年10月26日、東京は新高輪プリンスホテルで発表された。

「グローバルコンパクトプラットフォーム」と呼ばれるシビックのシャシーをストレッチ、フェリオより100mm長い2720mmのホイールベースに、3列シート、7人乗りの「ドルフィンフォルム」ボディを載せる。「コンパクトミニバンの決定版」(吉野浩行取締役社長)と、オデッセイ、ステップワゴンに続く、第3の(売れスジ)ピープルムーバーとして(ホンダの営業サイドから)期待される。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4550×1695×1590から1605mmと、フェリオより120mm長く、150mm以上背が高い。

シビックゆずりの低床フラットフロアゆえ、乗り降りが楽な「低ヒップポイント」シートと、高い室内高がジマン。
インパネまわりは、シビック5ドア同様、センターコンソールに、スタッガード式ゲイトをもつATシフターを配置。前席、2列目シート間のウォークスルーが可能だ。
先輩コンパクトミニバン、三菱ディオンに倣い、2列目シートは左右独立。背もたれ側面のレバーでスライド、サードシートへの乗降性が考慮された。
3列目シートは「大人がゆとりをもって座れる快適性を実現」(広報資料)したという。発表会場で座った限り、「ゆとりをもって」は疑問だが、「責め苦にはならない広さ」とはいえる。ダブルフォールディングさせると、「2列シート+広い荷室」のストリームに変身。

■「i-シリーズ」エンジン登場

ストリームのエンジンには、1.7リッター直4SOHC16バルブ「VTEC」(130ps/6300rpm、15.8kgm/4800rpm)と、「i-シリーズ」という新しいエンジンラインナップ第1弾、2リッターDOHC16バルブ「i-VTEC」(158ps/6500rpm、19.4kgm/4000rpm)が用意される。

「i-VTEC」の「i」は、iMacでもiBookでもなく(あたりまえだ!)、intelligentの「i」だそう。「2005年までに、すべてのエンジンがi-シリーズになる」(吉野社長)そうだが、「i-○○○」というネーミングでもつのか? 

ブランニューの2リッターツインカム16バルブは、「低速」「高速」用、2種類のカムをもつ、のは従来通り。低回転用カムでは、吸気バルブの片方を休止させて燃焼室にスワール(縦渦)を生成、希薄燃焼によって燃費を稼ぐ、ことも目新しくはない。
「i-シリーズ」の目玉は、VTCと呼ばれる連続可変バルブタイミングシステムである。吸気側カムの位相、つまり角度を変化させることで、吸排気バルブのオーバーラップを制御、低回転用カム使用時の「燃費」「パワー」「トルク」を状況に応じてコントロールする。あわせて、インテイクマニフォルドの有効長を2段階に切り替え、「アウトプット」「燃費」「排出ガス」を、高い次元で鼎立する。

1.7リッター、2リッターとも、平成12年排出ガス規制および平成22年燃費基準に適合した。

■お安いコンパクトミニバン

トランスミッションは、1.7リッターモデルには4AT、2リッター4WDモデルにはスポーツモード付き4AT、2リッターFFモデルには新開発スポーツモード付き5段ATが奢られる。

セダン並みの走りを実現するため、ボディ各部に補強を入れたストリームの車重は、1310から1480kg。
サスペンションは、前マクファーソンストラット/コイル、後ダブルウィッシュボーン/コイルと、シビックと変わらない。

衝突安全に関しては、55km/hの前面フルラップ、64km/hの前面オフセットほか、主要衝突基準を達成。歩行者の障害を軽減するために、ボンネット、フェンダーなどを凹みやすくした。後席には、ISO FIX対応チャイルドシート用のアンカーバーを装備する。

価格は、1.7リッターが158.8から189.8万円。2リッターが189.8から227.8万円と、お値打ち感満点。ドルフィン変じてドジョウとなるか。


(web CG アオキ)

 
 

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