F1マレーシアGP、シューマッハーが連勝!

2001.03.19 自動車ニュース
010319_022.gif

F1マレーシアGP、シューマッハーが連勝!(3/19)

F1第2戦マレーシアグランプリ決勝が、2001年3月18日、セパン・インターナショナル・サーキット(5.543Km)を55周して行われた。優勝は、開幕戦に続いてミハエル・シューマッハー(フェラーリ)。チームメイトのルーベンス・バリケロが2位に入り、フェラーリは1−2でレースを終えた。

今年で3回目の開催となるマレーシアグランプリは、気温39度、猛暑の中行われた。シューマッハーは、自身通算34回目(アイルトン・セナの65回に次ぐ歴代2位記録)のポールポジションからキレイなスタートを決める。予選で兄ミハエルを猛追した3番手グリッドのラルフ・シューマッハー(ウイリアムズBMW)は、第1コーナーで2位のバリケロと接触し後退。兄弟対決、レースではおあずけとなった。

このままシューマッハー/フェラーリに勝たれるとつまらないなあ、と思っていた矢先、2周目を過ぎたあたりで突然の大雨。そしてトップのシューマッハーと2位バリケロが立て続けにコースを飛び出してしまう。「アンチ・シューマッハー」はニヤリか。

雨に足をすくわれコースアウト、リタイアするドライバーが続出。フェラーリ2台が後退した後首位を走行していたヤルノ・トゥルーリ(ジョーダン・ホンダ)、同じくホンダエンジンを駆るジャック・ヴィルヌーヴ(BARホンダ)も例外ではなかった。無事にコース復帰できたトゥルーリに対し、ヴィルヌーヴは戦線離脱。序盤にマシン後部から火を吹いてリタイアしたオリヴィエ・パニスとともに、BARは早々に全滅した。

セーフティカーが導入され、各車ピットストップ、ウェットタイヤへの交換を行う。ここでもフェラーリを不運が襲う。2台同時にピットインしたため、先に入ったバリケロの作業が終わるまでシューマッハーは待たなければならず、しかもタイヤ交換の準備ができていなかったため、結局バリケロは11位、シューマッハーは12位にまで後退してしまう。

これで今日のフェラーリはおしまいだ、と思って再度ニヤリとしたひともいたかもしれない。しかし、レースが再開した10周目から、フェラーリは怒涛の巻き返しを図る。10周目、トップのデイヴィッド・クルタード(マクラーレン・メルセデス)と11/12位のフェラーリ勢には9秒のタイム差があったにもかかわらず、その4周後、シューマッハーは3位まで上昇。15周目にはクルタードを抜き、なんとトップに戻ってきてしまった!

その先は、いつもどおり危なげないレース展開でシューマッハーが優勝。2位バリケロ。雨が降ってもコースアウトしても、速いマシンは速かった、ということだった。3位にクルタードが入り辛うじて表彰台に立てたマクラーレンだったが、フェラーリはおろか、ウィリアムズにも劣るスピードがネックで、まったく良いところがなく終わった。ミカ・ハッキネンは6位1点を獲得。どうした、マクラーレン!

ホンダ勢では、ハインツ-ハラルド・フレンツェンのジョーダンが4位入賞。兄弟ポールポジション競争でわかせたラルフ・シューマッハーは5位でレースを終えた。

シューマッハーはこの勝利で、昨年イタリアグランプリから続く連勝記録を6に伸ばした。これは、1952-53年にアルベルト・アスカリが記録した9連勝に次ぐ歴代2位のレコード。通算46勝も、アラン・プロストの51勝に次ぐ歴代2位記録。名実ともに「グレイテスト・ドライバー」となりつつあるシューマッハーだが、とうの本人は「記録はボクには意味がない」とクールなコメントを残している。

次戦は、4月1日、ブラジルグランプリ。

(webCG 有吉/写真=本田技研工業)

■第2戦ブラジルGP 決勝結果(トップ6)
1位 M.シューマッハー(フェラーリ)
2位 R.バリケロ(フェラーリ)
3位 D.クルタード(マクラーレン・メルセデス)
4位 H-H.フレンツェン(ジョーダン・ホンダ)
5位 R.シューマッハー(ウィリアムズBMW)
6位 M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)

■第2戦終了時のドライバーズランキング
1位 M.シューマッハー 20点
2位 D.クルタード 10点
2位 R.バリケロ 10点
4位 H-H.フレンツェン 5点
5位 N.ハイドフェルド 3点
6位 R.シューマッハー 2点
7位 K.ライコネン 1点
7位 M.ハッキネン 1点

■同コンストラクターズランキング
1位 フェラーリ 30点
2位 マクラーレン・メルセデス 11点
3位 ジョーダン・ホンダ 5点
4位 ザウバー・ペトロナス 4点
5位 ウィリアムズBMW 2点

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。