フェラーリ550バルケッタ ピニンファリーナ発売

2001.02.09 自動車ニュース
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フェラーリ550バルケッタ ピニンファリーナ発売(2/9)

2001年2月9日、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、同社「芝浦ショールーム」において、フェラーリ550マラネロベースの特別限定オープンモデル「550バルケッタ ピニンファリーナ」の販売を発表した。
550バルケッタの総生産台数は448台。うち24台が、日本に割り当てられる。価格は2640.0万円と、550マラネロの250.0万円増しである。

「550バルケッタ ピニンファリーナ」は、2000年のパリサロンで「ピニンファリーナ創業70周年記念モデル」としてお披露目された、現代版「デイトナスパイダー」。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4550×1935×1258mmと、ルーフがないぶん、クーペモデルより17mm低い。気になるオープン化の弊害、ボディ補強による重量増は、「50から60kg」(コーンズ社稲垣光司技術部課長)だという。フロントスクリーンはクローズドモデルより10cm短く、さらに上部3分の1が黒く塗られ、低さが強調される。万が一に備え、Aピラーは構造的に強化される。転倒時のもう一方の柱、シート後のロールバーはレザー張りである。フェンダーには、大きな跳ね馬のバッヂが付けられた。

ドライブトレインはベースモデルと変わらず、5.5リッターV12(485ps、58.0kgm)が、6段MTを介して後輪を駆動する。ドラッグ係数は、0.33から0.41に悪化、最高速度はクローズドモデルより20km/h遅い300km/hだという。

シートはコノリーレザーのレーシングタイプ。「S」「M」「L」の3サイズが用意される。メーターナセル、トンネルコンソールにはスウェード調の「ロリカ」、センターコンソール、メーターパネルはカーボンパネルが使われる。

「より豊かなカーライフをご享受いただける」とは、コーンズ社阿子島徹輸入本部本部長。一瀬和久副本部長は、日本への割り当て台数の少なさに触れ、「1時間でも、1分でも早く、わが社のセールスに接触してください」と訴える。生産台数は、当初444台だったが、アジア地区から「あまりに不吉だ」と不評で448台になった、とのこと。

550バルケッタは、その名の通りバルケッタであるから、オープンが通常の状態である。折り畳み式のソフトトップが用意されるが、「まあ、コウモリ傘をさすようなものですな」(稲垣課長)。当日、現物がイタリアから届かず、発表会場には展示されなかった。100km/hぐらいまでは耐えられるそうだ。

550バルケッタ ピニンファリーナの、幸運なオーナーへのデリバリー開始は、4月初旬からの予定だ。

(webCGアオキ)

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