「サターン」、国内での販売を中止

2001.02.14 自動車ニュース
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「サターン」、国内での販売を中止(2/14)

米ゼネラルモーターズ(GM)は12日、「サターン」ブランドの日本市場での販売を、年内一杯で打ち切る方針を明らかにした。業績不振がその理由。

サターンは、日米経済摩擦の緩和と、GMの日本市場開拓を目的として1997年に販売開始。「礼をつくす会社、礼をつくすクルマ」をキャッチフレーズに、コンパクトな4ドアセダン、2ドアクーペや5ドアワゴン、さらには左後席にドアを設けたユニークな「3ドアクーペ」などを導入してきた。

GMによると、サターンの販売は、最高に売れた1998年でも1375台/年。2000年も1002台と伸び悩んでいた。低価格戦略(1.9リッターセダンで167.5万円から)をとるも、全国30店弱の「リテーラー」(販売店)数では販売力に乏しく、これ以上の販売拡大は見込めないと判断。経営資源を米国市場に傾注することを決めた。

トヨタ・ブランドで販売した「キャバリエ」も、売れ行き振るわず2000年で販売を中止。世界最大の自動車メーカー、GMは、なかなか「日本車キラー」を生み出せない。傘下スズキの「ワゴンRソリオ」にシボレーバッジを付ける以上のアイディアが必要とされている。

(webCG 有吉)

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