CART、史上最年少ウィナー誕生

2001.05.07 自動車ニュース
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CART、史上最年少ウィナー誕生(5/7)

CART第4戦決勝が、2001年5月6日、米ペンシルバニア州のナザレス・スピードウェイ(1.552km)を225周して行われた。今季初のオーヴァルコースで優勝したのは、トヨタエンジンを駆るルーキー、スコット・ディクソン(レイナード・トヨタ)。今までの最年少優勝者記録を更新し、初優勝を飾った。

初優勝に喜ぶディクソンだったが、予選までは絶不調。燃料系統のトラブルとアンダーステアに悩まされ、25台中23位という下位からのスタートとなってしまった。

しかしレースになると、ディクソンとパックウェストチームは絶妙のピット作戦を敢行。7周目にフルコースコーションとなると、ディクソンは早々とピットイン、燃料を十分に搭載し、コースに復帰した。
2度目にして最後の給油作業は116周目。その後は、フルコースコーションに助けられノンストップで走りきり、真っ先にチェッカードフラッグを受けた。2位には0.366秒差でケニー・ブラック(ローラ・フォード)、3位にはポール・トレーシー(レイナード・ホンダ)が入った。

ディクソンは、弱冠20歳のニュージーランド人。今までの最年少記録であったグレッグ・ムーアの22歳をぬりかえ、CART史上最も若いウィナーとなった。また、23位スタートからの優勝は、史上2番目の躍進記録でもある(1番目は、1981年マイク・モズレーが記録した、予選25位からの優勝)。

日本人ドライバー、高木虎之介(レイナード・トヨタ)は14位、中野信治(レイナード・ホンダ)は15位だった。

ポイントランキングでは、リーダーのクリスチアーノ・ダ・マッタ(ローラ・トヨタ)の40点に、このレース3位に入ったトレーシーが同点で並んだ。またマニュファクチャラーズカップでは、トヨタが58点を獲得し1位。ホンダが52点でこれを追う。

次戦は5月19日、いよいよ日本のツインリンクもてぎで行われる「ファイアストン・ファイアーホーク500」だ。

(webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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