ホンダ「i」シリーズ第2弾は、1.3リッター

2001.05.18 自動車ニュース
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ホンダ「i」シリーズ第2弾は、1.3リッター(5/18)

2001年5月18日、東京は南青山のホンダ本社において、ジャーナリストを招いての「社長 年央会見」が行われた。吉野浩行本田技研工業代表取締役社長が、以下の発表を行った。

(1)「2003年までに、2輪/4輪/汎用あわせて、エンジンの生産量1600万台を目指す」という経営方針のもと、事業を進めている。2000年度は、順に511.8万台(+15.4%)/258.0万台(+4.3%)/388.4万台(−4.3%)の、計1158.2万台だった(カッコ内は前年比)。
今後は、北米依存から脱却、「日本」「アメリカ」「ヨーロッパ」の地域自立を進める。特に欧州市場においては、25万台規模の英国工場を立ち上げ、2002年までの黒字転換を果たす。イギリスの新設工場では、グローバルコンパクトプラットフォームと称して、シビック、(新型)CR-Vを生産、日本、北米へ輸出する。なお、欧州アコードは、日本からの輸出モデルに変更する。

(2)1999年12月、ホンダとGMは、ホンダからGMにULEV(超低公害車)用V6ユニットおよびトランスミッションを、GMグループのいすゞからホンダにディーゼルエンジンを供給することで合意した。
この合意に基づき、いすゞは、欧州シビック用1.7リッターディーゼルターボを開発、2001年11月から供給を開始する。「シビックのために専用開発された」(吉田社長)ツインカムユニットで、排気量は1686cc。コモンレール式高圧燃料噴射システムを採用、100psの最高出力を発生する。
また、ホンダはいすゞと協力して2リッターディーゼルターボの開発を進めていることも明かにした。「ガソリンエンジンで培ってきたアルミシリンダーブロック」をもつエンジンで、次期欧州アコードへの2003年搭載を目標にする。

(3)ストリームに積まれた2リッター「i-VTEC」に続き、「i」シリーズ第2弾として、1.3リッター「i-DSI」がお披露目された。DSIは、「Dual & Sequential Ignition(2点位相差点火)」の略。その名の通り、コンパクトな燃焼室に2本の点火プラグを対角配置、点火タイミングをコントロールすることで、回転数と負荷状況にかかわらず、燃焼室内の混合気を一気に燃やし「少ないガソリンで高い出力を引き出すことを可能に」(プレスリリース)したエンジンだ。
従来の1.3リッターユニットより、前後長で118mm、エンジン+トランスミッションを合わせた幅で69mmコンパクト。いかにもスモールカー向きである。ウェイトも7kg軽い86kgに削減された。
アウトプットは、最高出力86ps/5700rpm、最大トルク12.1kgm/2800rpm。ちなみに、現行ロゴに搭載される1.3リッター「D13B」ユニットは、66psと11.3kgmである。
また、「ホンダマルチマチックS」ことCVTとの組み合わせにより、10・15モード走行時の燃費23km/リッターを誇る(ロゴは18km/リッター)。排ガスに関しても、国土交通省「優-低排出ガス」レベルを達成したという。
「i-DSI」搭載の新型スモールカーは、今年6月に登場するはずだ。

(webCGアオキ)

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