ミハエル・シューマッハー、通算50勝目を達成!

2001.07.02 自動車ニュース
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ミハエル・シューマッハー、通算50勝目を達成!(7/2)

F1第10戦フランスGP決勝が、2001年7月1日、フランス中部のマニクール・サーキット(4.251km)を72周して行われた。優勝は、フェラーリのミハエル・シューマッハー。今季6勝目、通算勝利数で50勝目をあげ、アラン・プロストの最多勝記録にあと1勝と迫った。

前日の予選では、ウィリアムズBMWのラルフ・シューマッハーが1分12秒989を記録。26回目の誕生日に、初のポールポジションを獲得した。予選2番手は、僅か100分の1秒差で兄ミハエル。今回も「シューマッハー兄弟対決」の様相を呈した。

夏の日差しが照りつける中行われた決勝レース。フォーメーションラップが始まろうとするとき、ミカ・ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)がエンジンストール、ピットまで押し戻された末、リタイアした。ハッキネンのMP4/16がスタート前に戦列を離れたのは、これで3回目。マクラーレンのローンチコントロールは、いまだ信頼性を確立できないでいる。

ポールのラルフは、好スタートを決めトップで1コーナーに進入。兄ミハエルは、クラッチトラブルで危うくポジションダウンしかけるも、2番手を堅持した。以下、予選3位のデイヴィッド・クルタード(マクラーレン・メルセデス)が3位でシューマッハーを追走。レース序盤は、ウィリアムズ、フェラーリ、マクラーレンの「3強」が、等間隔でテールトゥノーズの戦いを繰り広げた。

しかし1回目のピットストップで、このオーダーは崩れた。まず26周目にトップのラルフがピットイン。1周後にミハエルが入り、ラルフより短い作業時間でコースに復帰すると、首位逆転。ミハエルの紅いフェラーリがリーダーとなった。
以降、ラルフは2セット目のミシュランタイヤが思わしくなく、ペースをあげられず。その間ミハエルは一気に差を広げ、勝利を確かなものとした。ミハエルは、ラルフに10秒の差をつけ、チェッカードフラッグを受けた。

3位を走行していたクルタードは、ピットレーンのスピード違反でペナルティを科され後退。代わってファン・パブロ・モントーヤ(ウィリアムズBMW)がトップ2台を追うが、52周目、エンジントラブルでリタイア。結局3位には、予選8番手から3ストップ作戦をとったルーベンス・バリケロ(フェラーリ)が入り、表彰台にのぼった。

4位はクルタード、5位はホンダエンジンを駆るジョーダンのヤルノ・トゥルーリ、6位にはニック・ハイドフェルド(ザウバー・ペトロナス)が入り、最後の1点を獲得した。

地元フランスで活躍が期待された、オリヴィエ・パニス(BARホンダ、写真)は9位、現役最多出場のベテラン、ジャン・アレジ(プロスト・エイサー)は12位でフィニッシュした。

2001年シーズンは、全17戦中10戦を終了。ドライバーズチャンピオンシップでは、1位ミハエル・シューマッハーが78点を獲得。2位クルタードに対し31点もの差をつけた。ラルフは31点で3位となる。
コンストラクターズポイントでは、首位フェラーリが108点と独走状態。2位マクラーレンは、そのおよそ2分の1の56点でシーズン後半戦にのぞむ。

次戦イギリスGPの決勝は、7月15日に開かれる。

(webCG 有吉)

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