ホンダの燃料電池車、公道走行テストを開始

2001.07.09 自動車ニュース
 
 
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ホンダの燃料電池車、公道走行テストを開始(7/9)

本田技研工業は、燃料電池車の公道走行テストに関する国土交通省大臣認定を取得し、2001年7月半ばより、試作車「FCX-V3」を使い、栃木県を中心とした公道でのテストを始めると発表した。開発中の燃料電池車が日本で公道テストの認可を受けたのは、ダイムラークライスラー、マツダ、トヨタ自動車についで4社目となる。

同社は2001年2月から、アメリカで燃料電池技術の推進を目的とした燃料電池車公道テストプロジェクト、「カリフォルニアフューエルセルパートナーシップ(CaFCP)」に参加、今年6月末までにのべ3500マイル(約5600km)の公道走行を行ってきた。

今回の国内での公道テストでは、本田技術研究所のエンジニアがステアリングを握り、高速道路や市街地など様々なルートを走行。日本市場での燃料電池車の適合性を研究していく、という。

使用される「FCX-V3」は、カナダのバッテリーメーカー、バラードパワーシステムズ社製の燃料電池を搭載。250気圧の高圧水素を使用し、62kWを出力する。4人乗りボディを引っ張るのは、永久磁石型交流同期モーター。最高出力60kW(82ps)、最大トルク238Nmを発生する。最高速度は130km/h、航続距離は180kmだ。

ホンダは、次世代を担うパワープラント、燃料電池を用いた車両の開発を推進中。国内外で公道試験を実施し、データの蓄積や要素技術を向上させ、2003年には実用化することを目指しているという。

(webCG 有吉)

 
 

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