CARTミシガン、カーペンティア初優勝

2001.07.23 自動車ニュース
010723_030.gif

CARTミシガン、カーペンティア初優勝(7/23)

CART第11戦決勝が、2001年7月22日、米ミシガン州のミシガンインターナショナルスピードウェイ(2マイル/約3.2km)を250周して行われた。優勝は、パトリック・カーペンティア(レイナード/フォード)。レース終盤のデッドヒートをくぐり抜け、同シリーズ参戦5年目、79戦目の初優勝を飾った。

序盤にトップ争いを繰り広げたのは、チームレイホール所属のふたり、ポイントリーダーのケニー・ブラック(ローラ/フォード)とマックス・パピス(ローラ/フォード)だった。138周もの間リードチェンジを繰り返した両車だが、残り17周で2台は接触し、惜しくもリタイアした。
「500マイルレースで勝てる機会なんて、そうはないんだ。今日は勝てるマシンだったんだが」。パピスのコメントには、悔しさがにじみ出ていた。

約3時間におよんだレースのフィナーレは、カーペンティアと第9戦ウィナーのダリオ・フランキッティ(レイナード/ホンダ)、そしてミッシェル・ジョルダインJr(ローラ/フォード)の3台による決戦となった。最終周の第1ターンでフランキッティがトップ。第3ターン、3台の前に、カーペンティアのチームメイトで周回遅れのアレックス・タグリアーニがあらわれた。カーペンティアは、タグリアーニのドラフティング(スリップストリーム)を利用し、最終ターンで首位を奪取。最後の最後に、劇的な優勝をとげた。
0.243秒差(マシン約4台分)でフランキッティが2位、3位はジョルダインJrだった。

「最後は2位を狙っていたんだ」とは、カナダ・ケベック出身の29歳、カーペンティアのウィナーズコメント。「タグ(タグリアーニ)のお陰で、勝つことができたよ」。
いっぽう「タグがいなければ、勝てたはずだ」というのは、2位のフランキッティ。「でも、パット(カーペンティア)は長い間、とても素晴らしいドライビングを見せていたからね」と、ライバルの功績をたたえた。

日本人ドライバー、高木虎之介(レイナード/トヨタ)は、予選3位と好位置からスタートし13位フィニッシュ、中野信治(レイナード/ホンダ)はメカニカルトラブルで151周目にリタイアした。

全21戦のシーズンも折り返し地点を過ぎた。ドライバーズタイトル争いは、トップがブラックで84点、2位フランキッティが僅か3点差で追走する(すでにチャンピオンが決まった観のあるF1とは大違い?)。
マニュファクチャラーズは、174点獲得のホンダが1位、154点のトヨタが2位となる。

次戦は、7月29日、シカゴモータースピードウェイの1マイルオーヴァルで開催される。

(webCG 有吉)


この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。