CARTマシン、代々木を走る!

2001.08.07 自動車ニュース

CARTマシン、代々木を走る!

いつもは静かな東京・代々木公園に、突如CARTマシンの爆音が轟いた。
2001年8月18日から公開されるカーアクション映画『ドリヴン』のPRイベントが、8月6日に開かれ、劇中に使われたマシンのデモンストレーションランが行われた。

(写真上)イベント開始前、マシンの準備に取り組む丸山浩(一番左)と、インディ500の出場経験がある桃田健史(その右)。桃田氏は、映画の字幕監修も担当した。


『ドリヴン』は、CARTシリーズを題材に、シルベスタ・スタローンが主演・脚本を手がけた話題の映画。6日のイベントには、スタローンほか、共演したキップ・パルデュー、ティル・シュワイガーらが姿をみせ、映画の宣伝活動を熱心にこなした。

このイベントの目玉は、日本で初めてというCARTマシンの公道走行だ。「NEXTEL」のロゴをつけたマシンに、現役レーサーの影山正美、竹内浩典らが乗り込み、代々木公園内を“激走”(時速100km/h以下だけど)。つめかけた約1万人の観客を魅了した。

今回の公道走行イベントは、東京都が映画などのロケを誘致するために設置した「東京ロケーションボックス」が、代々木公園管理事務所、警視庁の許可を取得し実現したもの。劇中、スタローンとキップが公道でカーチェイスを行うシーンは、カナダ・トロント市内の公道を封鎖して撮影したとあって、今後、東京の街角でこのようなロケが行われる可能性が出てきたといえる。

映画は、8月18日から、全国の松竹・東急系映画館にてロードショーされる。


『ドリヴン』
『クリフハンガー』のシルベスタ・スタローンとレニー・ハーリン監督が再び手を組んで製作した、「究極のリアル体感型ムービー」(パンフレット)。総制作費100億円以上、日本の「ツインリンクもてぎ」をはじめとする世界各国で行われた実際のレース映像に、CG技術を取り入れ、迫力あるシーンをつくりだしたという。
そもそもは、1994年のF1サンマリノGPで事故死したアイルトン・セナに捧げるために、とスタローンが企画したもの。当初はF1を舞台にする予定だったが折り合いがつかず、同じフォーミュラマシンのCARTに白羽の矢が立ったというわけだ。
ストーリーは、レーサーと恋のお話で展開(お決まり感は否めない?)。しかし、宙を舞うマシンなど、クラッシュシーン連発のスクリーンに釘付けになることは間違いないだろう。
『パールハーバー』『A.I.』と並ぶこの夏話題の映画だ。

(webCG 有吉/写真=山田由喜恵)

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