クラシックカーウィークエンド報告(その1)

2001.08.20 自動車ニュース

クラシックカーウィークエンド報告(その1)

2001年8月17日、北米はカリフォルニア州モントレーで、「クラシックカーウィークエンド」が始まった。イタリア車の集会「コンコルソイタリアーノ」、「ラグナセカレースウェイ」でのヒストリックカーレースの数々、そしてアメリカで最も格式の高い「ペブルビーチコンクールデレガンス」などが開催される。現地から“画家にしてクルマ好き”斎藤孝平氏が報告します。

写真1


■マイク・タイソンのクルマも並んだ!!
8月中旬、カリフォルニア州はセントラルバレーに位置する人口3万人あまりの小さな港町に、今、最高にカッコいいクルマ、速いクルマ、そして珍しいクルマが集結する。“ちょっと古い”クルマからプロトタイプを含む雑誌や本でしか見たことのなかったクルマと出会える場所、本当のクルマ好きとは何かを教えてくれる場所がココ、モントレーです。まずは初日のメインイベント、ペブルビーチ南東にあるゴルフコース「クエールロッジ」で開催された「コンコルソイタリアーノ」の模様をお届けします。

写真2


「ピニンファリーナとフェラーリの関係50周年」「ランボルギーニ・クーンタッシュ(カウンタック)生誕30周年」が、コンコルソイタリアーノの今年のテーマ。同コンコルソは、今年で20年目を迎えます。昔の、イタリア車愛好者のみの“知る人ぞ知る”といったイメージはすでに払拭され、メイジャーの貫禄と1万5000人もの入場者数を誇ります。今年は『ニューヨーカーマガジン』選考の「アメリカでもっとも権威ある自動車のイベント」にも選ばれました。

写真3


セルジオ・ピニンファリーナ夫妻、娘のロレンザさん、ロレンゾ・ラマチョッティ氏やピエロ・フェラーリ氏、さらにランボルギーニ社からはグレコ社長が来ていたとのことだったが、残念ながらその姿は発見できず。見るクルマ、人が多すぎる! マイク・タイソンがかつての悪妻(?)と2人で走行中、大破させた過去のある紫色のダイアブロ(ディアブロ/写真1)がとりわけ目をひいた。

写真4


日本でも人気の高いアルファロメオでは、珍しい1947年型「6C2500」(以前日本にあったそうだ/写真2)、毎年見かけるかわいらしい「SZ」(写真3)、数年前にカリフォルニア・ミレミリアで大破した「6C1750SSザガート」(写真4)などが並ぶ。また、僕の友人、ダグ・ジョセフが悲願達成! 7年もの歳月をかけてビカビカにレストアした「61年型スプリントスペチアーレ」(写真5)をデビューをさせました(以前、自動車専門誌『NAVI』で紹介された)。もうこれ以上直しようと磨きようがありません、乗るのがもったいないと言うくらいの出来だったのは、人ごとながら感無量。これからコンクール荒らしの可能性を秘めていたりして。

写真5


そばにあるブルックス(BROOKS)のオークション会場(写真6)にも行ってみたら、今日はまだ「下見」の日でアクションはないとのこと。相変わらずクルマ好き泣かせのニクい物件ばかりを集めてくるオークションハウスだ。オークションといえば、さっき会場でインターネットオークションで有名なe-bayが、自動車部門専門のサイトを立ち上げてブースをかまえていたっけ。明日の“本番”でブルックス日本オフィスのアキコさんが「すごいサプライズがある」と教えてくれた。ずうずうしくもネチっこく「今すぐ教えて」と迫ったけれど、明日の晩、オークション会場にもう1度戻ってこなければならなくなった次第。

写真6


モントレーで行われる世界で最も大きなクルマの祭典は始まったばかりです。(続く)

(文と写真=斎藤孝平)

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