カムリのライバルとなるか、新型アルティマ

2001.09.06 自動車ニュース

カムリのライバルとなるか、新型アルティマ

日産自動車は、2001年8月31日、北米において新しい4ドアセダン、2002年型「アルティマ」の販売を開始した。1997年以来のフルモデルチェンジで、今回で3代目となる。従来、アルティマは邦名「ブルーバード」の兄弟車であったため、エンジンが2.5リッター直4と小さく、「トヨタ・カムリ」「ホンダ・アコード(北米版には3リッターV6がある)」の後塵を拝してきた。

アルティマ


そこで、今回登場したニューモデルでは、燃費・環境対策として新型2.5リッター「QR25DE」ユニット(175ps)※を用意する一方、ライバルを凌駕する3.5リッターV6「VQ35DE」エンジン(240ps)が採用された。車両寸法は、全長×全幅×全高=4.86×1.79×1.47mと旧型よりひとまわり大きく、これは日本から輸出される3.5リッターセダン「マキシマ」に匹敵するサイズである。また、居住性を向上させるため、ホイールベースも2800mと18mm長くなった。生産は、テネシー州スマーナ工場。

一方、一足さきに5年ぶりのモデルチェンジを果たしたトヨタ・カムリも、全長×全幅×全高=4.81×1.80×1.47mとじゃかん車体を拡大し、ホイールベースは50mm長い2720mm。エンジンは、2.4リッター直4(157ps)と3リッターV6(192ps)。1億6000万ドルもの販促費用をかけ、北米でのシェア10%の足がかりとしたいところだ。

カムリ


新型カムリの価格は、2.4リッターモデルが1万8970ドルから3リッターV6の2万5405ドルまで。ニュー日産アルティマは、2.5リッターの1万6349ドルから3.5リッターの2万3149ドルまで。スペックで圧倒し、価格で有利に立つという、典型的なチャレンジャーの戦略である。年間販売台数は、2000年の約13万台から19万台を計画する。対するカムリは、2000年に39.3万台を売っている。

※2.5リッターモデルは、カリフォルニア州に「超-低排出ガス車(ULEV)」に認定されている。

(webCGアオキ)

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