ホンダ、「CR-V」をフルモデルチェンジ

2001.09.19 自動車ニュース

ホンダ、「CR-V」をフルモデルチェンジ

本田技研工業は、シビックベースのライトクロカン「CR-V」をフルモデルチェンジし、2001年9月20日に発売する。

■キープコンセプト

1995年にデビューした初代「CR-V」は、先代シビックのプラットフォームにコンパクトな2リッター直4ユニット載せた「街乗りSUV」として人気を博し、国内を含む世界市場で累計100万台以上を販売した。

2代目となる新型は、先代からの「乗用車のような快適性」を継承しつつ、各部を改良。「ストリーム」「ステップワゴン」で採用済みの2リッター「i-VTEC」エンジンを搭載したのに加え、ホイールベースほかボディサイズをほとんど変えずして室内空間の拡大を図ったのが特徴だ。

■「グローバルコンパクトプラットフォーム」の第4弾

9月18日に都内ホテルで行われた発表会の席上、本田技研工業の吉野浩行社長は、「新しくなったCR-Vは、シビック、ストリーム、インテグラに次ぐ、“グローバルコンパクトプラットフォーム”を用いた第4弾モデルです」と挨拶した。

エクステリアは、やや釣り目になったフロントランプ形状や、下に長く伸びたリアコンビネーションランプなどが先代との違い。パッと見、新しさは感じられない、キープコンセプトなモデルチェンジだ。
インテリアは、コラムシフト、インパネに配置されるパーキングブレーキを引き続き採用して前後の足元をすっきりし、前後席ウォークスルーも受け継がれた。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4360(スペアタイヤをリアに積む「パフォーマ」は4490)×1780×1710mm、ホイールベースは旧モデルと変わらず2620mm。従来モデルと較べ、30mm幅広になったものの、全長はマイナス25mmとし、外寸の拡大を極力抑えた。
いっぽう室内空間は、長さでプラス65mm、高さでプラス20mm、幅で35mm拡大。居住性への配慮がなされた。さらにカーゴスペースも拡大。従来比で120mmの低床化が図られたお陰で、リアシートを畳まない状態の容量は、374リッターから527リッターまでに増えた。

■「i-VTEC」で低燃費化

2リッター直4ユニットは、DOHC16バルブの「B20B型」から、「i-VTEC」機能を備え、ボア×ストロークも異なる「K20A型」に変更された。「i-VTEC」は、ホンダ得意のVTECと、吸排気バルブのオーバーラップ量をコントロールするVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)を組み合わせたもの。「高トルク」「低燃費」「低排出ガス」が達成できるというのがジマンの、ホンダ新世代エンジンだ。
最高出力は8psアップして158ps/6500rpm、最大トルクは0.6kgm太くなって19.4kgm/4000rpmとなった。
燃費は、全グレードにおいてリッターあたり13.0km以上を実現(10・15モード)、平成22年燃費基準の適合をうけた。さらに排出ガス規制においても、国土交通省「優-低排出ガス認定」を取得した。

トランスミッションは、変速ショックを大幅に低減したという電子制御式の4段ATと、5段MTを用意。駆動方式は、前輪を駆動する2WDと、通常は前輪を駆動し必要に応じて後輪にトルクを配分するリアルタイム4WDの2種類だ。

サスペンションは、先代まで四輪ともダブルウィッシュボーン式サスペンションだったが、新型では前輪をマクファーソンストラット式に変更。コンパクトなエンジンとともに、室内空間の拡大と全長の短縮に寄与した。

■都会派かアクティブ派

グレードは、従来と同じく、ボディ同色バンパーなどを採用した都会的イメージの「フルマーク」と、テールゲートにスペアタイヤを装着したアクティブなイメージの「パフォーマ」で構成。フルマークはすべて4AT、パフォーマは4WDのみの設定となる。

それぞれの価格は以下のとおり。

パフォーマiG(4WD) 190.3万円(5MT)/199.8万円(4AT)
パフォーマiL(4WD) 205.3万円(5MT)/214.8万円(4AT)
フルマークiG(2WD) 187.8万円(4AT)
フルマークiG(4WD) 205.8万円(4AT)
フルマークiL(2WD) 201.8万円(4AT)
フルマークiL(4WD) 219.8万円(4AT)

(webCG 有吉)

 
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