トヨタ「カムリ」がフルモデルチェンジ

2001.09.28 自動車ニュース

トヨタ「カムリ」がフルモデルチェンジ

トヨタ自動車は、北米を中心に人気を博しているミドルクラスセダン「カムリ」をフルモデルチェンジし、2001年9月27日から販売を開始した。

■世界を視野に入れて

1996年12月にデビューした4代目「カムリ」は、世界100カ国以上で販売され、特に北米においては97年から4年連続ベストセラーカーの座に君臨し続けた、トヨタの屋台骨モデルだ。
5代目となった新型は、先行してリリースされた「プロナード」「ウィンダム」と同じ新プラットフォームを採用、世界各国の市場を視野に入れ、居住性、走行性能、静粛性、安全性の向上を図った。開発テーマは、「新世紀 World Major」。

同じ北米市場をメインとする「ウィンダム」よりひとまわり小さいボディに、2.4リッター直4ユニットを搭載。ジマンの広い室内をさらに拡大した。

■さらに広くなった室内

新型カムリのエクステリアは、最近の流行にならってか、切れ上がったフロントランプを中心としたシャープな顔立ちとなった。見かけのみならず、空力性能も向上。ボンネットフードからリアにかけて段差のない作りとし、CD値0.28を実現した。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4815×1795×1490mm、ホイールベースは2720mm。従来モデルと較べ、全長で15mm、全幅で10mm、全高は70mmそれぞれ拡大した。ホイールベースは50mm長くなった。オーバーハングを減らし、キャビンの拡大を図ったわけだ。

室内は、メインとなる北米市場を鑑みて、前後席とも身長190cmのひとが乗っても余裕ある空間としたのがウリ。前席左右の距離を20mm、ヘッドクリアランスは前席20mm、後席10mmそれぞれ拡大。着座位置も35mm高くし、乗りやすさにも配慮したという。
また、トランクスペースも大型化。従来モデルの69リッター増、587リッターという容量は、ウィンダム(519リッター)、プロナード(562リッター)を凌ぐサイズだ。

■2.4リッター直4に一本化

エンジンは、従来の2.2リッター直4と2.5リッターV6の二本立てから、2.4リッター直4「2AZ-FE」ユニットのみとした。最高出力159ps/5600rpm、最大トルクは22.4kgm/4000rpmを発生。大口径ロングポートインテークマニフォルドを装着し、全域でトルクを厚くし、高剛性クランクケースや樹脂ギア駆動バランスシャフトなどにより、静粛性も確保したという。
組み合わされるトランスミッションは、全車「Super ECT」と呼ばれる4段オートマチック。駆動方式は、前輪駆動をメインに、通常は前輪を駆動し、滑りやすい路面などで後輪にも駆動をまわすビスカスカプリング式4WD「Vフレックスフルタイム」も用意する。

サスペンションは、前マクファーソンストラット、後ストラットと従来モデルの形式を踏襲しながら、それぞれ改良を加えた。さらに、セミアクティブ制御システム「H ∞ (インフィニティ)-TEMS」を一部グレードに採用、乗り心地の向上を図った。

燃費は、排気量が増したにもかかわらず、従来比で8%向上、リッター11.0km(FF車、10・15モード)とした。さらに、全車「平成12年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を受けた。

静粛性も重要な改良点のひとつ。高剛性ボディの採用に加え、フロントピラーの形状を見直し、制振材や吸・遮音材などを効果的に配置。風切り音やロードノイズを低減した。

■価格は225.0万円から

グレードは、パッケージを含め全8種。ベースとなる「2.4G」(2WD/4WD)と、専用フロントグリルやコンビネーションランプが備わるスポーティな「ツーリング」(FFのみ)が設定される。
価格は、225.0万円から278.0万円までとなる。

(webCG 有吉)

 


 


 


 

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