タミヤ、往年のフェラーリ発売

1998.09.09 自動車ニュース
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タミヤ、往年のフェラーリ発売(9/9)

(株)タミヤから、フェラーリ312Bの12分の1スケールモデルが再発売される。

一度生産中止になった人気製品を再生産して復刻発売する最近のタミヤだが、今回も10月、11月の両月でレーシングカー、ミリタリー関係など13種を再発売する。中でも1971年に発売されたフェラーリ312Bは、今回が二度目の再販となる人気モデル。パッケージも発売当初そのままのデザインなのがうれしい。価格は7000円。

フェラーリ312BはフェラーリF1チームが1970年に投入したF1マシンで、水平対向12気筒エンジンを搭載していた。車名の「B」は水平対向を意味する「ボクサーエンジン」の頭文字からとったものだ。このマシンについて特筆すべきは、それまでの数年間低迷を続けていたフェラーリF1チームに幾多の勝利をもたらすパワーと信頼性をもっていたことだ。その年からドライバーとして加わったジャッキー・イクスの貢献も大きい。以後、ラウダを擁して黄金時代を築いた312Tシリーズにつながるという点ではエポックメーキングなマシンである。

タミヤの12分の1スケールF1シリーズは、当時のF1少年にはこの上ない教材だった。小さなパーツにいたるまで非常に細かく再現されていることはもちろん、多くの可動部分で、メカニズムの概要をつかむこともできた。難しい英語のパーツ名もこのシリーズの組立説明書から多くを学んだ。まさにセンセイだったのである。組立を進めていくと気分はもうコンストラクター、ふと気がつくと実車を組み上げながら次のレースの作戦を考えたりしている自分がそこにいる。きれいに仕上げようという気持ちも大事だが、そんな作る過程を楽しめるのもこの“ビッグスケールシリーズ”の特徴なのである。(Web CG=尾沢)

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