ヤマケン+小川義文のロック本、刊行

1998.09.14 自動車ニュース
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ヤマケン+小川義文のロック本、刊行(9/14)

ヤマケンこと作家・山川健一と写真家・小川義文とのコラボレーションによる「ブリティッシュ・ロックへの旅」が刊行された。

「ブリティッシュ・ロックへの旅」(東京書籍刊/四六判264ページ/税別2400円)は日本でも人気の高い英国のロックミュージシャンゆかりの地を訪ねてまわり、関係者へのインタビューと「歴史的」な場所の写真で構成された一冊だ。1997年10月号から1998年7月号にかけての「NAVI」での連載に加筆修正をしたものである。

「小雨の降るなか、ぼくらはクラプトンの母パトリシアに電話をかけた」(エリッククラプトン)、「くまのプーさんのA.Aミルンが住んでいた家のプールで、ブライアンは逝った」(ブライアンジョーンズ)、「ハイドパーク・タワーズ・ホテルで、ギターの魔神、ジミ・ヘンドリックスが誕生したあの日」(ジミヘンドリクス)、「レガスタート文書コピー店でアルバイトしていたボウイは、よくOL達に煙草をせびった」(デイビッドボウイ)。各章の表題を並べるだけでも刺激的なこの本には、11人(組)のミュージシャンをめぐるエピソードが、ロックを深く愛する山川健一と小川義文の手でみごとに紙の上に表現されている。

山川健一さんと小川義文さんとは以前からのおつきあいだけれど、取材が終わって英国から帰国したときに会ったら、「すごくおもしろかった!」と、まさにいいおとなが興奮していたわけです。これが印象に残っています。この本にはそのときの著者の興奮ぶりが色褪せずそのまま詰まっていて、それが内容のおもしろさにつながっています。この本でとりあげられたミュージシャンのなかには死亡したり解散して活動を停止したりというケースもありますが、山川さんも小川さんもつねに現在という視点から観ているので単なるロック好きのエッセイではなく、ジャーナリズムとしても質の高いものとなっています。いまでも過去の音源が発掘されたり、彼らの音をガンガン聴かせてくれるロックバーがいろんな街に登場してきているのも、ロックはつねに現在進行形であるという証なのでしょう。以下は小川義文さんからのメッセージです。「作家・山川健一と写真家・小川義文のロック・スピリッツを一冊にまとめたような本です。取材中のエピソードなどを知りたいひとは、山川健一のホームページと、小川義文のホームページへ遊びにきてください。写真も見られます」。(Web CG=オガワ)

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