シトロエン、「ベルランゴ」のスライドドア仕様

1998.09.29 自動車ニュース
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シトロエン、「ベルランゴ」のスライドドア仕様(9/29)

シトロエンは現在開催中のパリサロンで多目的乗用車「ベルランゴ」の追加仕様としてスライドドアを備えた「マルティスペース」を発表した。

「シトロエンベルランゴ」は前後席をもつ乗用車、前席のみの商用車、さらにEV(電気自動車)など多くのバリエーションをもつ。これまでボディは2ドア+テールゲートのみだったが、今回の「マルティスペース」後席用にスライドドアを備えた仕様だ。

「ベルランゴマルティスペース」を作るにあたってシトロエンでは同種のボディをもつ日本の軽自動車を大いに参考にしたそうだが、スライドドアのため側面衝突試験をクリアするのが開発にあたって最大の難関だったようだ。約3億フランを投じて完成したこのクルマでは、たんにスライドドアを設けたのみならず、乗降性を考えて後席は80mm後ろにずらすとともに、座面の高さを50mm上げたという。後席には3名ぶんの3点式シートベルトが備わった。

「シトロエンベルランゴ」は4気筒のガソリンエンジンとディーゼルエンジンを搭載している。全車は1.4リッター(75ps)と1.8リッター(90ps)、後者は1.9リッター(71ps)だ。現在世界70カ国で販売されているが、残念ながら日本では並行輸入の形でしか入ってきていない。

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