ドゥカーティ日本法人はプラダをめざす(?!)

1998.10.05 自動車ニュース
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ドゥカーティ日本法人はプラダをめざす(?!)(10/5)

イタリアの名門バイクメーカー、ドゥカーティモーターが100パーセント出資の日本子会社「ドゥカーティジャパン」を設立した。

「ドゥカーティジャパン」設立の記者会見はさる10月2日、東京・青山で開かれた。当日はイタリアのドゥカーティモーターからCEO(最高経営責任者)をつとめるフェデリコミノーリ氏が来日した。ミノーリ氏がかかげた日本市場における目標は「2000年に年販2000台」といい、そのためには「レース活動を続けると同時に、トレンディなマーケティングで新たな市場を開拓することが重要だと思う」と語った。例としてミノーリ氏があげたのはモンスターダークというモデルで、イタリアではロックバンドのメンバー全員にこのモンスターを提供するなどした結果、若者の人気を獲得し、去年イタリアで最多販売数を記録したそうだ。

オーナーがカジバから米国のテクサスパシフィックに移行したドゥカーティでは現在、世界規模で積極的なマーチャンダイジングを展開しており、日本における支社設立はドイツ、フランス、アメリカについで4番めという。ブランド性は「プラダやフェラーリと同じ」ポテンシャルをもつ、とドゥカーティジャパン副社長のカルロザンボット氏は言う。

ドゥカーティジャパンは9月1日から輸入およびディストリビューション業務を開始している。これまで同社製品の輸入販売権をもっていた村山モータースは今後、ディーラーとして販売に協力していくという。近い将来、ライディングギアなども扱うドゥカーティストアを東京に開くなど、マーチャンダイジングに力を入れていくとザンボット副社長は語っていた。

同時にこの日、ニューモデル「ドゥカーティ996」のお披露目が行われた。9月のミュンヘンショーで発表されたばかりのこのバイクはスーパーバイク選手権のためのホモロゲーションモデルで、112psを発生する996cc2気筒エンジンを搭載している。日本仕様における価格等の詳細は1999年1月に発表されるそうだ。ラインナップは従来のものを基本的に引き継ぐが、「400ccモデルは今後生産しない」(ザンボット副社長)という。

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