ホンダ、ミドシップの4人乗りを発売

1998.10.09 自動車ニュース
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ホンダ、ミドシップの4人乗りを発売(10/9)

本田技研工業はライフのフルモデルチェンジに合わせて、新型車「Z」を10月9日より発売した。最大の特徴はミドシップと4WDというレイアウトにある。

「ホンダZ」は、ライフが女性ユーザーを狙うのに対して、スポーティな志向の若者層をターゲットに据えたモデルで、3気筒エンジンをミドシップに搭載し、これにビスカスカプリング方式のフルタイム4WDシステムを組み合わせたのをセリングポイントとしている。ホンダ初の軽ターボ(64ps)、エンジン床下配置によるフロアのフルフラット化、50対50の前後重量配分、新衝突安全設計ボディおよび歩行者傷害軽減ボディをはじめとする数かずの安全装備の採用など、技術面で観るべき点は多い。

開発の総指揮をとった黒田博史主幹が「世界でいちばん小さい、いちばん高性能なクルマを作ろうと考えた」と語ったとおり、内外装のイメージはかなりスポーティで、トールボーイのスタイリングとあいまってニッチマーケットの開拓が目ざされているのは明らかだ。モデルバリエーションは660cc3気筒SOHCエンジン搭載の「Z」(114.8万円)とこれにインタークーラー付ターボチャージャーが備わった「Zターボ」(128.8万円)だ。駆動方式はいずれも4WDで、トランスミッションは4段オートマチックとなる。

室内に乗りこんでみると、床が高いのにかなり違和感をおぼえる。しかしヘッドクリアランスは十分に確保されており(メルセデスAクラスとは違う)、後席も余裕がたっぷりある。しかし後席ではフロントシートの下につま先を入れられず、足は窮屈。カッコいいから基本的に若いひとのための2シーターというポジションを獲得しそうだ。ちなみにTVCFのキャラクターはアメリカのロックバンド、ZZトップ。往年の軽自動車のそれを復活させた車名にひっかけたシャレのようだ。CFを観ての疑問。CMソングは日本語なのだ。ZZトップが日本語で歌っているのか?(Web CG オガワ)

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