トヨタの環境対策はお膝元から

1998.10.13 自動車ニュース
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トヨタの環境対策はお膝元から(10/13)

トヨタ自動車は2人乗りの小型EVコミューターを使った近未来型都市内交通の実験を、豊田市をはじめ各地で行う。

EV(電気自動車)である「e-com」を使ったこの実験は「EVコミューターシステム」とよばれ、来春からトヨタ本社のある愛知県豊田市や東京都江東区の臨海副都心で開始するという。「e-com」を使うのはトヨタの従業員だ。

「EVコミューターシステム」では予約情報などのデータを書き込めるカードキーを会員証として発行、同一車両を複数の人間が使用できる会員制の共同利用システムを採用している。昨年の東京モーターショーに出展された「e-com」を実用化したことについてトヨタでは「都市における自動車の多くは、走行距離が1日30km以下であり、乗員数も1、2名であることから(……)限定的な用途での利用システムを構築すれば(……)環境に優しい近距離移動手段として」受け入れられる可能性がある、としている。

この発表は9月のものだが、あえてとりあげたのは、最近ホンダがツインリンク(TWINRINGなのになんで「リンク」って読むんだろう?)で同種のシステム ICVS を開始したりと、メーカーが積極的になってきているからだ。トヨタは「e-com」を使ったこのシステムを今後も国内外で提案していきたいとしているが、トヨタの全従業員がEVに替えるだけでもかなり効果がありそうだ。(Web CG オガワ)

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