マゼラーティ3200GT、日本上陸

1998.10.30 自動車ニュース
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マゼラーティ3200GT、日本上陸(10/30)

コーンズイタリアは10月29日、マゼラーティ3200GTの販売を開始した。同社としては久々のスポーツクーペで、3.2リッターV8ツインターボ・エンジンを搭載する。

マゼラーティ3200GTは、昨年6月にマゼラーティ社がフェラーリ社の傘下に入って以来、初めて発表した新車だ。都内のホテルで行われた発表会には、フェラーリ社の社長、ルカディモンテゼーモロ氏も来日。フェラーリとのブランド・イメージの住み分けについて、「マゼラーティはハイパフォーマンスなグランツーリスモであり、ゆえに4ドアモデルも用意している」と語った。また3200GT の導入によって、現在は1000台以下である世界での年間販売台数を、1999年には2400台に増大させると発表。2000年にはスパイダー版も導入し、アメリカ市場への再進出を図ると述べ、意気込みのほどをうかがわせた。ちなみに日本では1999年度に、3200GTも含めて400台を販売目標としているという。

3200GTのサイズは全長x全幅x全高=4510x1822x1305mmで、ホイールベースは2660mm。ライバルたるジャガーXK8メルセデスCLK とほぼ同寸である。デザインを手がけたのはジウジアーロ。とくに後席の居住性が考慮されているのが特徴だ。フロントに搭載されるエンジンは3.2リッター4カムV8ツインターボ。クアトロポルテ用のものをベースにパワーアップがなされ、370ps/6250rpmの最高出力と50kgm/4500rpmの最大トルクを得て後輪を駆動している。

トランスミッションは6段MTと4段ATが用意されている。サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーンで、ブレーキにはブレンボ製4ポットのベンチレーテッドディスクを採用している。価格は6MT車が1100万円、AT車が1150万円となり、全国のコーンズ・ディーラーで販売される。なお受注は1998年11月1日より開始される。

実車に接してみると、古典的な様式で丁寧につくられたインテリアの素晴らしさが強く印象に残った。しかし、おなじみの時計(ショパール製という説もある)はなくなっていて、かわりにトライデント印の入ったスポーティなアナログ時計に代わっていた。ところで会場では、3200GTの発表会といっしょにブルガリの最新コレクションのショーも行われていたのだった。それゆえに「3200GTの時計はブルガリ?」との疑問が会場から上がったが、コーンズの人によると「そうではない」とのこと。どうせなら最近流行のダブルネームという形で、ブルガリの時計くらいつければいいのに。1000万円もするクルマなんだから。(Web CG スヤマ)

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