アルボレート、アウディでルマン参戦
1998.11.20 自動車ニュース
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アルボレート、アウディでルマン参戦(11/20)
1999年ルマン24時間レースに参戦する独アウディは、ドライバーに元F1ドライバーのミケーレ・アルボレートを起用すると発表した。
ミケーレ・アルボレートはミラノ出身の42歳。F1グランプリに194回、ルマンに6回の出場経験を持つベテランドライバー。F1ではティレルとフェラーリで5勝しており、1985年にはアラン・プロストに次ぎシリーズポイントで通算2位を獲得している。またルマンでは1997年にヨーストポルシェで優勝を勝ち取っている。
アウディは1999年のルマンに新開発のオープントップスポーツ「R8」を投入。名門レインホールドヨーストチームが走らせる形で参戦する。アルボレートはヨーストチームと古くから友好的な関係を持っていることや、その実績が評価され起用が決定した。すでにイタリアのバレルンガ・サーキットでテストランを開始したという。
今回の起用についてアルボレートは「ルマンに新規参入するアウディが、このクラスのスポーツカーレースにおける私のノウハウを生かしたいとの意向を示してくれたことに、私も興奮しています。今までの何千キロにもおよぶレース経験を思う存分発揮したいと思っています」と述べている。またアウディスポーツ代表のドクター・ウォルフガング・ウルリッヒは「ドライバーとのパートナーシップと経験は、特にルマンにおいては重要です」とコメントしている。
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